マラソンバカ一代

静かに暮らしたい…

ばんば闘病記 その2

6月10日(木)

夜中に高熱で目が覚める。熱を測ると39.7度…今までで1番高いなぁと思いながら薬を飲む。

あまりにも高熱過ぎて訳がわからない。このままでは辛くて無理だと思い薬を飲んで寝る。3時間後、寝汗ビシャビシャで目が覚める。37.1度…。

熱上がる→薬飲む→熱下がる→薬切れる→熱上がる をずっと繰り返している。

ここのところ熱が高くなるので辛い。自分はまだ体力がある方なので耐えているけどお年寄りとか体力のない人だと乗り越えられないかもな。3日に初めて発熱した時は余裕があったけど6日あたりからちょっとしんどくなってきた。コロナで亡くなるってのがちょっと理解できる。症状としては軽い方なんだろうけどインフルエンザの熱が1週間続いてる感じかな。

 

起きたら猛烈にとんでもない事をしてしまったという気持ちが襲ってくる。自分のせいで沢山の人に迷惑をかけてしまった。泣けてくる。会社のみんなは大丈夫だろうか?その様子は知りたくてもわからない。だからと言って聞くのも怖い。遊びまくってたなら反省するけどはっきり言って遊ばないようにしてたぞ。何でこんなことになるんだ!

 

バニラアイスでも食べたら元気が出るんじゃないかと食べてみるが食べたら気分が悪くなってしまった。食べたい飲みたい気持ちに身体が完全についていけてない。

 

12:00 また熱が39度を超える。もはや38度くらいなら楽に感じる。でも39はさすがに辛い。

 

13時30分 施設まで連れて行ってくれるタクシーが来た。一見普通のタクシーだけど運転席と後部座席の仕切りは完璧だ。

 

名古屋市の療養施設は東横イン名駅南 (これは公になっていることなので書いてもよかろう) 家から30分くらいだろうか?乗ってるだけだがしんどい。

 

先に到着したタクシー、後からもすぐ1台。感染者は減っているとは言っても多いんだなと感じた。30代くらいの女性かなぁ?後から来たのは50代くらいのおばちゃんだった。見た感じ割と普通だ。元気は無さそうだが体調が悪い感じには見えない。

 

施設に常駐している看護師に色々説明を受けて部屋に入る。毎日定時に体調を報告し問題無しと認定されるまではこのホテルから出ることはできない。

 

治るまでここから出られない…。

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僕の部屋は10階だったが特にどーってことの無い眺め…

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体調の報告は1日4回専用のアプリに入力して行う。

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体温と血中酸素飽和度、脈拍、あとは各症状の有無を入力する。

 

こんな生活楽しみなのは食事くらいだよなぁと食事の時間を待つ。食事の準備ができると館内放送で流れるので各フロアにある置き場に取りに行く。当たり前だけど同じく食事を取りに来たコロナ仲間たちに普通に会う。みんなコロナだからあんまり気にはならない…。

 

男女をフロアで分けたりはしてないみたいだ。普通に女性もいた。「何でコロナになったと思います?」って聞いてみたいけどあかんかなぁ。

 

初日の晩御飯…

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ええやんええやん!と思いながら食べるが半分でギブアップ!(´Д` )

 

 

 

6月11日(金)

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朝食はパンが前日の夕食の時に一緒に貰える。貰った時は食えると思っていたけど全然食べる気がしなかった。

 

この日は昼も夜も食べられず別で貰ったウィダーインゼリーを取っただけだった。

 

体調は昨日よりも悪い。何か日に日に悪くなってる。思ってたのと全然違う。俺的にはそろそろ回復してきて軽快の予定だったのに…。

 

看護師さんから体調確認で内線に電話があるがそれに出るために身体を起こすのが辛くて悲鳴が出た(マジで)

 

頭が割れるように痛い。これは熱が原因かもしれない。熱が下がってる時はちょっと楽だ。コロナは咳が酷くなると聞いていたけど僕の場合はその辺は楽だ。痰が絡んだりもあるけど咳が酷くて死にそうってことは全然無い。もし咳が酷かったらと思うと本当にゾッとする。不幸中の幸いだなぁと思った。

 

いやでも頭痛と高熱は本当辛い!