マラソンバカ一代

静かに暮らしたい…

ばんば闘病記 その1

※2021年6月20日に限定公開で掲載した記事に加筆、訂正を加え何となく再掲載を致します。

 

 

6月8日(火)

熱は病院から処方されたカロナールを飲めば下がるしばらくすると上がるを繰り返していた。日中は薬の効き目で熱も無く普通に仕事をしていたけど薬の効き目が切れる夕方になると体温が上がってくるのがわかった。最初に貰った薬もこの日で無くなってしまう。薬を貰いに行くため病院に行く。

 

病院の先生も「ここまで熱が続くのはおかしいね」と、僕もそう思っていた。

 

身体の調子が悪くてやるべきことを休むのが嫌いな僕は風邪は絶対ひかないよう人一倍注意してる。それでもさすがに4年に1度くらいは体調を崩したりするんだけどそれでもせいぜい1日ですよ。今回はもう6日間…。

 

血液検査、レントゲンと再びPCR検査

PCR検査はやりたくない…。

結果が出るまで生きた心地がしないから…。

 

血液検査の結果何らかのウィルスの影響を受けていること、レントゲンからは肺炎とまではいかないけど肺に少しモヤっとしたものがあるのがわかった。何かはわからないけどそのウィルスが肺にも影響を与えているのだろう。

 

PCR検査の結果は明日とのこと…。

 

 

 

6月9日(水)

10時30分

病院から連絡ありPCR検査陽性とのこと

目の前が真っ暗になる。

 

6月4日の日のあの陰性の判定はなんだったんだ!PCR検査も絶対じゃないことは知っていたけど…陰性って聞いたら誰だって安心するぞ!

 

会食だってしていないしお出掛けだってしていない。もちろん県も跨いでいない。これまで県や国が要請してきたことには協力したつもりだ。むしろ自分は自粛してる方だと思っているし、いつどこでコロナウィルスを拾ってきたのか全くわからない。

 

会社にPCR検査が陽性だったことを連絡する。上司は明るく「マジかー!!」ってリアクションをして「後は大丈夫だからゆっくり休め」と言ってくれた。入社した時から面倒見てくれてる上司の一言に救われた。でもとんでもない事をしてしまったという気持ちでいっぱいだ。

 

その後保健所の担当者から電話がある。濃厚接触者を把握するためにどこに行き何をしていたかを細かく聞かれた。プライベートとかそんなものはあったもんじゃない。

 

「その時はマスクをしてました」とか

「短い時間で切り上げたんで大丈夫です」とか

言ってみたものの

「濃厚接触者かどうかは状況を伺ってこちらで判断します。あったことを説明してくれればいいです」

と言われる。僕以外の陽性者もみんなこんなこと言って保健所の人にそう言われてるんだろな。

 

僕は軽症者になるらしい。医療機関に入院とはならないが療養施設に入ることも可能とのこと。

 

症状が改善して何も無くなってから3日連続して症状が無ければもう大丈夫ってことらしい。

でもその日がいつ来るかはわからない。まだ症状があるから…。

 

食事なんかは配給されて無料で届くとのこと。

 

療養施設に入っても自宅療養でも食事の配給も希望してもしなくてもどちらでもいいらしい。自宅療養の方が自由なんだろうけどあえて施設に入ることにした。そっちの方が面白そうやん。

 

そう言えば信越五岳トレイルランニングレース優先エントリーなんてのあったなぁ。これでもう無理になってしまったな。

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夕方、保健所から連絡が入る。施設には明日入所できるとのこと。どうなるんだろ?