マラソンバカ一代

静かに暮らしたい…

信越五岳トレイルランニングレース2019 (ボランティア編) その8

約150キロ地点にある G51 萱ノ宮 で誘導ボラをする俺達3人…。夜22時前から翌日の3時半までの5時間半の長丁場だ。

 

選手は次から次へとやってくる。

 

ナイスラ~ン!

あと1.7キロで給水でぇ~す!(´Д` )

上りはここまでで~す!(*^o^*)

あとは下るだけ頑張って!( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

選手への声掛けも役割分担が何となくされていたが…俺が給水ポイントまであと何キロと言わないと浩二がすかさず

あと1.2キロで給水でぇ~す!( ͡° ͜ʖ ͡°)

と言うことがわかった。

 

俺達のボラポイントから1.7キロ下っていくと飯綱山登山口の給水ポイントがある。そこが152キロ地点だ。給水ポイントから逆走してこのボラポイントまで登ってきた。実際に距離は測っていないのでわからないけどむしろ1.7キロよりも長く感じた。

 

自分が選手だったらどうだろう?あと1.2キロと聞いていて給水ポイントがまだまだ先だったら?

まあこんなもんか…(´Д` )と思うか?

くっそ~!まだか!(´Д` )と思うか?

 

なんて考えていたら玉置浩二

ちょっとトレイルの状況確認しに行ってきます!( ͡° ͜ʖ ͡°)

と選手がやってくる方向へ行ってしまった。

 

なんや!?なんや!?

トレイルの状況確認って!(´Д` )?

よくわからないけど

お願いします!

と返事をしてしまう。

 

だいぶ時間が過ぎて浩二が戻ってきた。うっすらと汗ばんで気持ちのよさそうな表情…。待っている俺達にトレイルの状況を伝えることは無く上着を脱いで…

いやぁ~暑い!( ͡° ͜ʖ ͡°)

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なんて言っております。

こら!浩二!トレイルの状況を伝えんかい!

コースを走りたかっただけやろ!ww(´Д` )!

 

それにしても眠い…。昨日のボラの後あんまり眠れなかったのでここにきて一気に睡魔が襲ってきた。

あ~眠い!あ~眠い!_:(´ཀ`」 ∠): とうるさいゆっか。

うるさいから寝なさい!(´Д` ) と俺に言われ

5分だけ寝るわ…_:(´ཀ`」 ∠): とテントに入っていった。

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(ボランティア用の折り畳みテント)

 

浩二と2人の誘導ボラ…。大丈夫だろうか…。

やってきた1人の選手が

フラフラであぶない選手が1人いるよ!

右へ左へ蛇行してるから落っこちちゃうよ!

見に行ってあげたほうがいい!

と教えてくれた。すると浩二が…

僕が状況確認してきます!!( ͡° ͜ʖ ͡°)

と走っていってしまった…。

 

んがぁ!

1人になってしまった!(´Д` )!

5分だけ寝ると言ってかれこれ30分以上起きてこないゆっか…。状況確認番長の浩二はいない…。

 

どんどん選手がくるね。寂しい1人誘導…。
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1時間位たって起きてきたゆっか…。

浩二はまだ帰ってこない…。

フラフラになってる選手は大丈夫だろうか?

 

あれ?近くで声がするな…浩二の声やん!

上りはここまででぇ~す!

あと1.2キロで給水でぇ~す!( ͡° ͜ʖ ͡°)

浩二近くにおるやん!何してるん!?(´Д` )?

 

様子を見に行くとコース上でぶっ倒れている選手と浩二が一緒にいた。

大丈夫ですか!?(´Д` )?

力の無い声で大丈夫と言う選手…。睡魔にやられて全く動けないみたいだ。暫くして動き出し給水ポイントに向かって歩き出した。休みながら頑張って欲しい。

 

持ち場に戻り3人体制の誘導ボラ再開!相変わらず浩二は

給水まであと1.2キロ!( ͡° ͜ʖ ͡°)!

ゴールまであと8キロ!( ͡° ͜ʖ ͡°)!

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と嬉しそうにオリジナルの距離情報を伝えている。

 

すると選手の1人が

あれ?距離変わりました??

次の飯綱山の給水が152キロ地点ですよね?

ゴールまでここからホントにあと8キロです??

とツッコミをいれると浩二はもごもごして…

そこから8キロ9キロ…( ´Д`)…

わけわかめな事を言い出す。笑いをこらえる俺…。

 

ばんばさん!ばんばさん!

と声を掛けてくる選手が…ヘッデンが眩しくて顔とか全然見えない。手でヘッデンの灯りを遮ってみるとネムネムさんだった!

あっ!!ネムネムさん頑張って!(´Д` )!

ネムネムさんその名の通りマジで眠そうだ!

あと10キロないよ!いける!いける!

と声をかけるが

うぅ~長い… 

と…だよね。150キロ走ってきたんだもん。

 

ちょっとさっきの選手が大丈夫か

状況確認に行ってきます!( ͡° ͜ʖ ͡°)

出た!状況確認番長浩二!

はいはい行ってらっしゃ~い!(´Д` )!

(走りたくなったのね…ww)

 

マイルの選手はとにかく眠そうでフラフラな人が多い。110キロの選手は眠気に関しては大丈夫そうな人が多い。

ぁあ~~!!! 

とたこちゃんがやってきた。

眠い!!! 

と駄々っ子のように座り込んでしまった。

たこちゃんあと1.7キロ下ったら給水ポイントだから!

と伝えると そこまで行って休むか… と力なく歩き出した。

たこちゃん!マイラーの称号はすぐそこやで~! 

とエールを送る。

 

状況確認番長浩二が帰ってきた。うっすら汗ばんで気持ちが良さそうだ。適度に動いているから眠そうじゃないし元気そうやな!全く!ww

 

深夜の誘導ボラ…だんだんやってくる選手もまばらになり睡魔が襲ってくる。座って寝てると選手がやってきて立ち上がり応援、誘導…。選手が過ぎていったら座って、座るとウトウトして寝るを繰り返す。

 

やけに元気な人が走ってきて他の選手を励まし応援している。

あと少しだよ!大丈夫いけるよ!

給水まであとは下りだよ!

 

ん?誰だ?このピト?

あぁ!!ヒロキだ!!(´Д` )!

(呼び捨てごめんなさい…心の言葉なんでお許しください…)
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昨日ボラ説明会でアドバイザーの方が言っていた言葉を思い出した。

本来であれば大会競技委員長の石川(弘樹)からボランティアの皆様方に挨拶と感謝の言葉を述べさせて頂きたかったのですが石川は大会準備作業のため説明会に出席ができません。大会期間中、皆様のボランティア地点に出向きご挨拶する時間があればと思っておりますので宜しくお願い致します。

 

石川弘樹様は選手だけでなく俺達ボラスタッフにも

大変なんで座っててもいいですよ!

休みながらやって下さい!

ありがとう!

と温かいお言葉を掛けて下さった。

まさかホントに現れるとは!

素敵だ!でカッコイイわ!ずるいわ!(´Д` )!

 

俺達の持ち場からはだいぶ距離があったが戸隠エイドの数キロ手前のG43あたりで熊が出たなんて情報があったり選手のリタイア情報も無線にバンバン入ってくる。

 

ゴール制限時間の1時間前になってもまだ選手はやってくる。あと1時間で10キロはかなり厳しい。そんな選手にどんな言葉をかけたらいいのか…。

 

最終のスイーパー通過時間は予定よりも30分遅い4時頃だった。備品を片付けコース誘導の矢印表示板を撤去しながら下山する。
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飯綱山登山口の給水ポイントに集合。他のボラ班のピト達も集まって給水ポイントの撤収作業。みんな疲れと眠気で辛そうだ。班長はもっと辛いんだろうな。
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3時半に終わり4時半には解散する予定だったが作業が終わったのは2時間遅れの5時半だった。でもエライもので誰1人文句を言わない。これはホントにみんなすごいなと思いました。

 

ダンディー佐藤班長の車でゴール地点まで行きそこからバスに乗り斑尾高原ホテルへ。皆ぐったりしている。6時半頃ホテルに到着してお風呂へ…。最後の食事はセブンイレブンではなくホテルの朝食だった。
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マジでおいCY!(゚∀゚)!

(美味しいわい!)

 

 

途中でお別れしたダンディー佐藤班長どうなったんかな?無事作業から解放されたかな?
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食事を終え少し眠いが名古屋へ帰る。ここから4時間はかかるからな。午前中に帰れるだろうか?ホテルを出る時ロビーのソファーに座って缶ビールを飲んでる浩二に会った。

 

お疲れ様です!

と声を掛けると

お疲れぇ~す

と返ってきた。

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れぇ~す!じゃねえよ!ww

来年一緒に走りましょう!

お疲れぇ~す!(´Д` )!

 

 

長くなったけど…

信越五岳トレイルランニングレース

(ボランティア編)

おしまい!

読んでくれたピトありがとです!

 

 

次回、

僕のこと

最近のこととか色々

に続きます

 

 

 

 

 

信越五岳トレイルランニングレース2019 (ボランティア編) その7

18時半にホテルのロビーに集合し班別ミーティングを行うため142キロ地点にある戸隠スキー場エイドに向かう。

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選手の休憩場所になっているこの建物でミーティング
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晩御飯と夜食が支給されボラにつく前に食事をとる。
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ぐぬぬ…昨日の夜、今日の朝、昼と…

ずっとセブンイレブン

美味しいけどさすがに飽きてきた…。(´Д` )

 

このエイドで選手用に振舞われている蕎麦…ボランティアも食べていいとのことだったが選手の分が無くなりそうなのでボラへの配給は無くなったと聞いた。

 

あら残念…温かいものが食べたかったな…(´Д` )

 

と残念がってると1人のピトが…

 

お願いしたらもらえるかもしんまい!(゚∀゚)

 

などと言い出しお願いしに行った。

しばらくして戻ってきて…

 

ホントはダメだけど渋々出してくれたよ!

旨かった!(*゚∀゚*)

 

などと喜んでいた。

 

バカタレぇ~い!(´Д` )!

その一杯の蕎麦で選手が1人息を吹き返すかもしれないんだぞ!

てめぇ!よく食えたもんやな!(´Д` )!

 

と久しぶりに怒りのばんばになったがこらえる。

でもダメなものはダメなんやで!

 

 

戸隠スキー場から車で移動し飯綱山登山口の給水ポイントへ。ここからコースを逆走する形で山に入り持ち場に行く。配置前にエスケープルートの説明があった。救護が必要な途中棄権者が出た場合はエスケープルートを使う。

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給水ポイントから1.7キロ山を登る。

結構歩くね~汗だくになる。

 

今回の誘導ボラは約150キロ地点にあるこんな所
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山を登ってきた選手たちを迎える。

ここから先は下り…ゴールまであと10キロもないぜ。

 

レース終盤、選手の多くがボロボロの状態でやってくる。そのため救護が必要になったり夜間長丁場なため3人体制でのボラとなった。

 

 ゆっか そして玉置浩二の3人チームで配置についた。

先に誘導ボラをしていた方々と引き継ぎ早速ボラ開始。

とりあえず虫がめっちゃいるので蚊取り線香を焚いてみる。効果は未知数だが気分的にいい感じがする。ランタンがあったが電池切れでただの重りにしかならない。椅子は3人にひとつあり仮眠のためのテントもある。

 

3人チームの代表みたいになってた俺は作業指示書と無線機を持たされていた。玉置浩二が 指示書見せてもらっていいですか? というので渡す。

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おぉ!浩二!やる気満々じゃないか!

しっかり見てくれよな!(´Д` )!
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次の給水ポイントまで1.7キロ。

さっきダンディー佐藤班長に車で連れてきてもらった場所だ。そこから俺達は割と歩きやすい(走りやすい)トレイルを登ってここにきた。

 

選手達はその道を降りていく。

この先上りがないこと

給水ポイントまであと1.7キロってこと

給水ポイントは100マイルの152キロ地点にあたるので残りあと10キロないよってこと

指示書にはゴールまで8.7kmとあるがこれは9.7kmの間違いではないのか?)

を伝えてあげるとよい。

 

選手がやってくるとヘッデンの灯りでわかる。灯りが見えたらカウベルをカランコロン鳴らす。


ナイスランでぇ~す!

あと1.7キロで給水でぇ~す!(´Д` )!

上りはここまでで~す!(*^o^*)

あとは下るだけです!あとちょっと!

頑張って!( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

選手に伝える言葉も何となく自然にパート分けされるところが面白い。

1人の選手が浩二に 次の給水まであと何キロですか? と聞いた。

 

あと1.2キロ、1.3キロ

もうすぐです!( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

えぇえーー!!((((;゚Д゚)))))))

ちょっと待てさっきの

指示書見せてもらっていいですか?

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は何やったん??(´Д` )?

で俺がずっと 

次の給水まであと1.7キロでぇ~す!(´Д` )!

って割と可愛らしく言ってたの聞いてたやん!(´Д` )!

 

その後も浩二は

給水まであと1.2キロでぇ~す!( ͡° ͜ʖ ͡°)

と連呼するので

 

俺が間違ってるかと思って何度か指示書を確かめるが1.7キロだ。時空が歪んでるのかもしれないな…。

 

 

次回、

信越五岳トレイル

ランニングレース2019

(ボランティア編)その8

(たぶん最終回)に続くよ!

 

 

 

信越五岳トレイルランニングレース2019   (ボランティア編)その6

寒い寒い言いながら希望湖前での誘導ボラを終えたのは2時頃だった。最終ランナーとスイーパーが通過するまで誘導ボラは終わらない。次のボラ班と引き継ぐ箇所もあるが序盤のボラは全選手が通過するまでの引き継ぎ無しだ。

 

え?(´Д` )?まだスイーパー来ない?

ってか知らないうちに通過した?

と不安になるくらい誰も来ない。

 

誰も来ない寒い山で待たされるのは本当に寂しい。ずいぶん待ったところでトボトボ歩く選手とスイーパーがやってきた。

 

もうこの選手は完走できないんやろなぁと思ったら悲しい気持ちになってきた。でもここまでナイスランだ。

 

スイーパー通過後矢印看板などを撤去しながら集合場所へ向かう。班長と他の持ち場の班員と合流する。玉置浩二も元気そうだ。

お疲れ~っす!

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れ~っす!じゃねぇよ!ww

れ~っす!じゃ!ww (´Д` )

浩二もまだまだ元気だ!

 

希望湖での誘導ボラを終えたダンディ佐藤班長率いる俺達デコボコボラ班はハイエースに乗り込み斑尾高原ホテルに戻った。

 

3日に渡る長丁場…俺達の班は前半2ヶ所で誘導を行なった後一旦長い休憩を挟み、大会終盤に再び誘導ボラを行う。

 

予定では4時ホテル着だったが30分程早く到着した。ホテルのフロントでお風呂に入れるか聞いたところお風呂は6時からだがシャワーなら使えますよと言われたのでシャワーを浴びさせて頂く。

 

フロント前にはボランティアスタッフ用にパンやおにぎりが置いてあった。おそらくこれが今日の昼メシなんだろう。

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ホテルの自販機でビールを買い昨日ボラ前に貰ったのり巻といなり寿司をつまみに飲む。

 

いや〜労働後の酒は旨いね(´Д` )!

 

って酒飲んでたら110キロのスタート時間が迫ってきたのでホテルからバスでスタート地点に移動。
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大仏君もやってきましたよ。

(何故か内股なのはオシッコがしたいのか…?)

 

振る舞われていたスープが余っていたので頂く。
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ボラ期間中唯一温かいものを口にした。

 

ぶらぶらしていたら

ばんばさんですよね?初めまして!

ボボブラジルです!

とボボさんに声を掛けて頂く。

ありがたいことです。

 

5時半だったスタート時間は選手を運ぶシャトルバスの遅れがあり6時に変更された。俺は走らないから気楽に過ごしていたけど選手の皆さんはどうだったんだろ…。

 

よし!選手の応援するぞ!と張り切る大仏君…。

カウベルをカランコロン鳴らしております。
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なんだかんだで…

110キロスタート!!
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あ〜これから長い時間大変ですなぁ〜なんて思いながら見送る。みんなが無事完走してくれるといいよね。

 

選手を見送った後ホテルへ戻る。シャトルバスの運行時間が終了し帰りは徒歩だ。遠くに山を登っていく選手の列が見える。

 

 

さあ次のボラに備えて寝るぞ…。

◦<(¦3[▓▓]

 

 

 

 

(´Д` )…あかん…明るくて全然寝れんわ…。

寝たか寝てないかわからない感じだ。

とりあえず起きることにする。

 

起きたのはいいけどやる事が無い…。

そんな時は走るに限るね。

ホテル前からレストランハイジまで下ってホテルまで上ってくる1周2.8キロの坂道トレーニングをぐるぐると…。

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途中蛇と睨みあったりしながら…

 

 

キャンプを楽しむピト、グラススキーを楽しむピト、バギーとかジップラインとか遊べるものもいっぱいあるなぁ~なんて走りながら見てました。周りは三連休を楽しむ家族連ればかり…かたや100マイル走るピト…それをボランティアする俺。

 

 

次回、

信越五岳トレイル

ランニングレース2019

(ボランティア編)その7

に続きます。

 

 

 

信越五岳トレイルランニングレース2019  (ボランティア編) その5

ダンディー佐藤班長は先回りしており俺達は水内さんという地元のホテルに勤める方の車で持ち場に連れて行ってもらった。

 

地元の皆さんもこの大会にお手伝いとして多くの方が参加している。水内さんもそんな方の1人だ。色んな方の協力があって大会は運営されているんですね。今まであんまり考えたこと無かったです。

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俺たちの班5人は3つに分けられそれぞれの誘導持ち場について作業をする。

 

最初の持ち場は 6.5キロ地点にある まだらおの湯 ウ地点 ちょっとした広場がありトイレがある。選手のためにトイレの電気を点け、トイレットペーパーなどをチェック。
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そこからコースを逆走する形で山に入る。

暗くてわかりづらいけどこの先から降りてくる選手を…

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左へ…
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さっきのトイレがある広場の方向へ誘導する。
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持ち場は坂を降りきったドン突きにあり右と左に道が分かれている。選手が右に行ってしまうとエライこっちゃなのだ。

大仏君も選手たちを見守っております!
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ヘッデンの灯りが見える!

トップ選手がやってきました!!
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トップ通過は19時7分…スタートから37分…キロ5分40秒位で走ってるんですね。まだ序盤なのに速いわ!

その後続々と選手たちがやってきました。
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ナイスラ~ン!

この先右側にトイレがありま~す!(´Д` )!

なんて選手に声を掛ける。

 

 暫くしてたこちゃんもやってきた。

ヘイヘイヘイへ~イ!!

と笑顔で走っていった。当たり前だけど元気そうだ。

 

誘導棒を使って左手に誘導をするがそれでも間違えて右に曲がる選手が何人かいて、

いやいや誘導難しいねぇ~(´Д` )

と思うのであります。

トップ選手が通過して30分、最後尾の選手とスイーパーが通過。6.5キロで30分も差が開くんですな。1時間程度で誘導作業は終了。持ち物を片付け先ほどのトイレまで移動、トイレ掃除をして電気を消して次の持ち場に移動だ。

待ち合わせ場所に行くと既にお迎えの車が停まっていて玉置浩二も乗っていた。

お疲れ様です!(´Д` )!

と声を掛ける。

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おつかれーっす!

と浩二…。

れーっす!じゃねぇよw

れーっす!じゃw

まだまだ元気やな!(´Д` )!

 

俺達ボラ班は水内さんの車に乗り込み次の誘導地点に移動。選手を先回りして32.3キロ地点へ…

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M4地点沼の原湿原のトイレ前でダンディー佐藤班長と引き継ぎをして水内さんとはお別れ。M4地点からM3地点に佐藤班長の車で向かう。

暗くてこれまた分かりづらいが進行方向の左手に希望湖という湖がある。
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希望湖の横をそのまままっすぐ進み…
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その先は右に曲がる。
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21時半から翌日(15日)の1時半までがここでの誘導だったが21時前には持ち場に着いていたので選手の通過まで時間がかなりあった。湖があるせいか寒い。昼間は暖かかったのになぁ~。トップ選手の通過予想時刻は21時53分、スイーパー通過予想時刻は1時10分だった。

 

トップ選手がやってきたのは21時43分。予定より速く2位の選手に10分差をつけていた。

トップ選手と10分差です!

と2位の選手に伝えると

え~そんなに前にいるの~!

と驚いていましたよ。

その後次々と選手がやってきてたこちゃんもやってきた。

だめだ…ねむい~…(-_-)zzz

さっきの地点で見たたこちゃんと顔が変わっていた。

時刻はまだ23時…寝るには早いぜ!(´Д` )!

 (俺も寝れないから頑張るのだ!)

 

次回、

信越五岳トレイル

ランニングレース2019

(ボランティア編)その6

に続くよ~。

 

 

 

信越五岳トレイルランニングレース2019  (ボランティア編) その4

ダンディー佐藤班長の呼びかけでボランティア班のメンバーが集合した。班長は俺達の班の他もう1班の班長も兼務しているようだ。

 

俺の班の班員は5名…自分の他4名との顔合わせだ。1人は同じタイミングで申し込み運良く一緒の班になった福井の山姥ゆっかだった。知り合いがいて一安心。残りの3人は初めてお会いする知らないピト達だ!どんな人達やろ?ワクワクするわな。

 

え~ばんばさんですね?

初めまして宜しくお願いします!

ゆっかさんですね。宜しくお願いします!

1人1人顔を見ながら丁寧に挨拶をするダンディー佐藤班長

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後ろ姿も素敵だ。もう1つの班の班員も集まりこの後のスケジュールなどの説明が始まった。

 

やや遅れて俺と一緒の班の班員3名がやってきた。

 

すいません…。Aと申しますがここでよろしいでしょうか?

あっ!Aさんですね。初めまして。

Bです…。

Bさんですね宜しくお願いします。

ダンディー佐藤班長が3人に挨拶をする。

Aさんの後ろに背の高い男性がもう1人…Cさんだ。

Cさんなんか玉置浩二みたいだな。

安全地帯に選手を誘導するのか?浩二よ…(´Д` )

 

班長が引き続き説明を続けるとAさんが

この説明は私たちの班に関係ありますか?

ありませんか?

と妙な質問。もう1つの班に説明をしていたので聞いたほうがいいのかどうかの質問らしい。

とりあえず聞いといたらいいがな!(´Д` )

と思いながらAさんを見てると

すいません。私はここにいたほうがいいですか?

いなくてもいいですか?

とこれまた妙な質問。やや不機嫌そうだ。

いなきゃあかんから招集されとるんやろ!

黙っておったらいいがな!(´Д` )!

と思いながらAさんを見ていた。

そんなやり取りがあって今度は俺たちの班のスケジュール説明となった。

後ろのほうに立ってたCさん(玉置浩二)も前の方に出てきて説明を受ける。

ここからどうしたらいいんですか?

ホテルにはいつチェックインできますか?

とCさん…。

それは事前に郵送されてる案内書類を読めば全部書いてある。

そういうの説明してくれないと困るんだよなぁ~

と言うので

全部書いてありますよ!( ´Д`)!

と教えてあげた。

 

先ほども言ったが俺たちの班は俺、紅一点福井の山姥、やや神経質なトレイルランナーAさん、おとなしそうでこのピトは大丈夫だろうって感じのBさん、そしておちょこちょい感丸出しで玉置浩二似のCさんの5人だ。どちらかと言うと安全地帯と言うか不安地帯と言ったほうがいい俺達ボラ班だ。

 

説明会会場から一旦ホテルに戻る。斑尾高原ホテル前には100マイルの選手が沢山いてスタート前の一時を過ごしていた。

おぉ~!たこちゃん!

あっ!ネムネムさん!

これから100マイルを走るというのにリラックスした感じの2人。笑顔に逆に元気をもらう。完走を目指して頑張って欲しいね。

 

ホテル前からバスで班別ミーティングが行われる山の家に向かう。
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ここでは最初の誘導ポイントの作業説明、ジャッジペーパーの記入方法、無線機の使用方法などの説明を受け無線機、誘導棒、携帯ラジオなど必要な備品が配布された。

 

それぞれの作業場所で何をするかの作業指示書なども配布された。
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これが無線機だ。携帯電話が使用できない場所でもこの無線機があれば連絡が取れる。無線機を使用してトップ選手の通過時間、最後尾のスイーパーの通過時間、その他負傷者等があれば班長に連絡をする。
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宇宙とも交信可能やで~!(´Д` )!

(嘘)

 

この日の夕食と翌日の朝食も支給された。ペットボトル4本をザックに入れて移動するのはさすがに重かった。
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まずは最初のボラ誘導地点G6 まだらおの湯 ウ地点に向かう。

 

 

次回、

信越五岳トレイル

ランニングレース

(ボランティア編)その5

に続きます。

 

なんか長くなりそうね…。

 

 

 

 

信越五岳トレイルランニングレース2019 (ボランティア編)その3

昼頃斑尾高原到着だったので駐車場は大丈夫かな?と心配していたが大丈夫だった。

 

斑尾高原ホテルからボランティア受付、説明会のあるレストランハイジまでは約1.5キロ。巡回バスもあったけど散歩がてら歩いて行く。

 

スタート地点もあるでよ。

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選手やらボランティアのピトやら応援のピト、ご家族なんかがいて会場周辺は賑わっていた。
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なんかフェスみた〜い!

なんかフェスみた〜い!(´Д` )!

ってキャッキャしてしまう。

 

ピザやビールなんかも売ってて

あぁ…飲みたい…(´Д` )

なんて思うのであります。

 

一旦ボランティア受付を済ませる。
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参加すると貰えるパタゴニアのTシャツ

デザインが素晴らしい!

(前)

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(後)
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肌触りも良く着心地もぐ〜でした。

 

巡回バスでホテルに戻りちょこっと休憩した後、再びレストランハイジへ…。15時から始まるボランティア説明会に参加する。

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説明会前の写真…。この後席は満席になって立ってるピトもいました。120人位いたかなぁ。渡された資料を読みながら待ってると説明会が始まった。
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大会アドバイザー久井さんによるボランティア説明会。
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特に難しい話は無く予め郵送で貰っていた資料に対しての補足説明って感じだった。

 

本来であれば大会競技委員長の石川(弘樹)からボランティアの皆様方に挨拶と感謝の言葉を述べさせて頂きたかったのですが石川は大会準備作業のため説明会に出席ができません。大会期間中、皆様のボランティア地点に出向きご挨拶する時間があればと思っておりますので宜しくお願い致します。

なんて感じの丁寧なお言葉もありました。

 

いやいやいやいや〜いいって!そんな丁寧に〜!忙しいのに来れるわけ無いじゃない!そんなのヒロキが大変大変!(´Д` )!

(呼び捨てすいません…心の声なのでお許しください)

 

最後に各ボランティア班の班長の紹介があった。

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班長…って聞くと…

俺の中の班長のイメージ…

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大槻班長…(´Д` )…

きっとこんなピトが班長なんだろう。

班長側について優遇されるか

班長と戦う道を選ぶのかどっちがいいか考える…。

 

ところがどっこいどの班の班長も爽やかで優しそうなピトばかりだ!

 

俺達の班の班長は佐藤さんと言うらしい。

おぉ!カッコいい!大槻班長はえらい違いだ!なんかダンディーだな!ダンディー佐藤と心の中では呼ぶことにしよう!(´Д` )!

(呼び捨てすいません…心の声なのでお許しください)

 

そんなダンディー佐藤班長から

「僕の班の皆さん!顔を見たいのでこの後集まって下さい!作業の説明もあわせて行います!」

とあったので俺達は班長を取り囲むように会場の1区画に集まった。

 

いよいよボランティアが始まる…。

 

次回、

信越五岳トレイル

ランニングレース2019

(ボランティア編) その4

に続きます。

 

 

 

 

 

信越五岳トレイルランニングレース2019 (ボランティア編) その2

ボランティアって何をしたらいいんだろうか?

何を持っていったらいいんだろうか?

 

申し込んだのはいいのだがさっぱりわからない。とりあえず届いた案内に目を通す…。

 

案内には持ち物に関して必携装備として

ヘッドランプ、予備電池、雨具、防寒具、トレッキングまたはトレランシューズ(防水)または長靴、軍手、虫よけスプレー、大きなザック(40Ⅼ以上推奨)、携帯電話と充電器

 

推奨装備として

熊鈴、防水手袋、ポイズンリムーバー、虫除けネット、コンパクトチェア、その他各自必要と思うもの

と書かれてあった。

 

 

 

シューズって防水じゃなきゃダメなん?(´Д` )

ザックって40Ⅼ以上じゃなきゃダメなん?(´Д` )

コンパクトチェアっているの?(´Д` )

 

指示のあった持ち物にプラスして必要と思った物も持っていく。携帯トイレとかカイロなんかはあったほうがいいと思いますよ。

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防水シューズをどうするか?長靴がいる??って問題はもし雨が降ったらビニール袋を2枚重ねで履いて対策しようってことで解決。実際には雨が降らなかったのでこれが正解だったかわからないけど晴れてても寒かったので何かしらの準備は絶対したほうがいいと思います。
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応援用のカウベルも持ってな。

(結構活躍しましたよ)

ザックは40Ⅼ以上ないとダメか?ですが32Ⅼで十分でした。それより小さいと不便かもしれません。食事が支給されるのでそれをいれなきゃいけません。
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チカチカライトに熊鈴付けてな。

コンパクトチェアは必要か?持っていかなかったのですがこれは必要でした。支給されるのですが2~3人に1脚なので足りないです。立ちっぱなしは結構疲れますし地べたに座ると冷えます。あったらいいなのアイテムです。

 

それ以外にあったらいいなと思ったのはガスバーナーかな。温かいものが欲しくなります。何もせず選手を待つ時間が結構あるのでその時間にお湯を沸かし温かいコーヒーやスープが飲めたらかなり癒されただろうなぁ~と思いました。

 

 

 

名古屋から車で4時間…

斑尾高原着いたよ~!

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ずっと長野県だと思っていましたが新潟県だったんですね。

思わぬところで人生初の新潟入りをしてしまう。

 

今回宿泊したホテル…ボランティアの班によって斑尾高原宿泊と妙高高原宿泊と分けられてるみたい。このホテルすんごく大きかったです。選手も宿泊してましたよ。
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個室がいいなぁ~なんて思っていましたが…

甘い!甘い!あま~い!\(´Д` )!

6~7人のおっさん達がこんな部屋に入れられます。
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こりゃおっさんずラブあるな!

あってたまるか!(´Д` )!

 

 

 次回、

信越五岳トレイル

ランニングレース2019

(ボランティア編)その3

に続くで