ダンディー佐藤班長の呼びかけでボランティア班のメンバーが集合した。班長は俺達の班の他もう1班の班長も兼務しているようだ。
俺の班の班員は5名…自分の他4名との顔合わせだ。1人は同じタイミングで申し込み運良く一緒の班になった福井の山姥ゆっかだった。知り合いがいて一安心。残りの3人は初めてお会いする知らないピト達だ!どんな人達やろ?ワクワクするわな。
え~ばんばさんですね?
初めまして宜しくお願いします!
ゆっかさんですね。宜しくお願いします!
後ろ姿も素敵だ。もう1つの班の班員も集まりこの後のスケジュールなどの説明が始まった。
やや遅れて俺と一緒の班の班員3名がやってきた。
すいません…。Aと申しますがここでよろしいでしょうか?
あっ!Aさんですね。初めまして。
Bです…。
Bさんですね宜しくお願いします。
Aさんの後ろに背の高い男性がもう1人…Cさんだ。
Cさんなんか玉置浩二みたいだな。
安全地帯に選手を誘導するのか?浩二よ…(´Д` )
班長が引き続き説明を続けるとAさんが
この説明は私たちの班に関係ありますか?
ありませんか?
と妙な質問。もう1つの班に説明をしていたので聞いたほうがいいのかどうかの質問らしい。
とりあえず聞いといたらいいがな!(´Д` )
と思いながらAさんを見てると
すいません。私はここにいたほうがいいですか?
いなくてもいいですか?
とこれまた妙な質問。やや不機嫌そうだ。
いなきゃあかんから招集されとるんやろ!
黙っておったらいいがな!(´Д` )!
と思いながらAさんを見ていた。
そんなやり取りがあって今度は俺たちの班のスケジュール説明となった。
後ろのほうに立ってたCさん(玉置浩二)も前の方に出てきて説明を受ける。
ここからどうしたらいいんですか?
ホテルにはいつチェックインできますか?
とCさん…。
それは事前に郵送されてる案内書類を読めば全部書いてある。
そういうの説明してくれないと困るんだよなぁ~
と言うので
全部書いてありますよ!( ´Д`)!
と教えてあげた。
先ほども言ったが俺たちの班は俺、紅一点福井の山姥、やや神経質なトレイルランナーAさん、おとなしそうでこのピトは大丈夫だろうって感じのBさん、そしておちょこちょい感丸出しで玉置浩二似のCさんの5人だ。どちらかと言うと安全地帯と言うか不安地帯と言ったほうがいい俺達ボラ班だ。
説明会会場から一旦ホテルに戻る。斑尾高原ホテル前には100マイルの選手が沢山いてスタート前の一時を過ごしていた。
おぉ~!たこちゃん!
これから100マイルを走るというのにリラックスした感じの2人。笑顔に逆に元気をもらう。完走を目指して頑張って欲しいね。
ホテル前からバスで班別ミーティングが行われる山の家に向かう。
ここでは最初の誘導ポイントの作業説明、ジャッジペーパーの記入方法、無線機の使用方法などの説明を受け無線機、誘導棒、携帯ラジオなど必要な備品が配布された。
それぞれの作業場所で何をするかの作業指示書なども配布された。
これが無線機だ。携帯電話が使用できない場所でもこの無線機があれば連絡が取れる。無線機を使用してトップ選手の通過時間、最後尾のスイーパーの通過時間、その他負傷者等があれば班長に連絡をする。
宇宙とも交信可能やで~!(´Д` )!
(嘘)
この日の夕食と翌日の朝食も支給された。ペットボトル4本をザックに入れて移動するのはさすがに重かった。
まずは最初のボラ誘導地点G6 まだらおの湯 ウ地点に向かう。
次回、
信越五岳トレイル
ランニングレース
(ボランティア編)その5
に続きます。
なんか長くなりそうね…。