第1関門のある(ウソ)32キロエイドに到着すると 松パパ と タナカちゃん がいた。2人と談笑して一息つくと疲れも吹っ飛んだ。
先にエイドに到着していた2人は俺をおいて先にスタートした。エイドのんびり休憩推進委員会会長の俺はのんびりおにぎりを頬張って休憩。
おっ…おにぎりが好きなんだな。(´Д` )
第1関門の制限時間は6時間。これが厳しいと参加選手の多くが言っている。ここを通過できれば完走の可能性がグッっと高くなるようだ。ここまではだいぶ上りだし関門がなかなか現れないから相当踏ん張らなきゃいけない。GPSで距離見ながらギリギリペースで走っていると通過できないってオチになっちゃうだろう。
レースに参戦する前、トレイル初心者の俺は不安で不安でたまらなくてONTAKE参戦経験のある人たちに色々聞いてみなさんが言ってたことが…
コースが ガレガレ ってこと。
おんたけのコースってどうですかねぇ~
ばんちゃんガレガレだよ!ガレガレ!
(そのガレガレがわからないんよ)(´Д` )ぼぇ〜
ってことでわからない事は調べる。これ小学校で習ったよ。( ^ω^ )
ガレ場 = トレイルランニングの世界では、岩が広がる路面のことをガレ場という
(鏑木毅 トレイルランニングトレーニングBOOKより)
わからん…わかるけどわからん。( ; _ ; )
とにかくずっとこんな感じの道が続く。これは走りやすい方かな。
大きいのから小さいものまで石がゴロゴロしてます。
大きい石は躓くと転びます。中くらいのものは足を置くとゴロンと転がり転びそうになります。小さい石は足裏を刺激します。HOKAを履いていたので足裏のダメージはあんまりなかったけど。石で躓いたり滑ったりはすんごくしました。確かに走りにくい。
次の小エイドは50キロ地点だ。胸にソフトフラスクを2本、ザックにペットボトル1本(合計1.5リットル)を携行して走ってエイドで減った分を補充していく計画だった。俺は水分を結構取る方なのでトレイルレースでは多目に持つよう心掛けている。(ウソ)32キロから次のエイドまでは18キロあるが1.5リットルも飲み物があれば余裕!余裕!絶対余る!
45キロを超えちょっとキツくなってきた。俺のすぐ前を小柄な女性ランナーが走っている。100マイルの選手だ!一定のスピードでしっかりとした走り、やっぱり100マイルの選手は違うなぁ~と後を付いて行く。1人だとダレて歩きたくなるけど引っ張ってもらうことでなんとか先へ進むことができた。47キロ地点だろうか?道を曲がった所で急に給水所が現れた。
あれ??(´Д` )
次のエイドって50キロ地点だよなぁ~?
早くない?
あっ!そうか!私設のエイドだな!
これは!!(゚∀゚)
あと3キロくらい行ったら
本当のエイドがあるから。( ˘ω˘ )
そこで給水したら大丈夫!
私設の皆さんありがとう!(´∀`)でも俺は目の前を走る100マイルの女性ランナーの後を追って先に行くよ!
50キロの距離表示が見えた。そこにエイドは無かった。カラーコーンに50キロ地点って表示がくっつけてあるだけだ。
えっ??エイドは??((((;゚Д゚)))))))
俺のエイドリアンは??
まあ~曖昧だからもうちょっと走ったら出てくるかな?と思いながら走る。持っていた飲み物はだいぶ減ってきている。
天然エイドステーションで湧き水を汲んで補給することもできたが少し先にエイドがある(予定)なのでそこまで頑張ろうと先を急ぐ。
しかーし!行けども行けども50キロ地点にあるはずのエイドは出てこなかった。補給のため携行していた飲み物は全て空になってしまい、100マイルの女性ランナーの後に付いていく元気も無くなってしまった。
喉乾いたなぁ~。喉の仏さんも干からびちまうぜ!
ガタガタ言っても無いものは無いぜ!
とにかく出てくるまで我慢していかなきゃならんよ!(´Д` )ぼぇ〜
次回、
ONTAKE100 その7
お楽しみに!