44キロ地点の西寺から5キロほどぐぅ~と上る。距離だけが注目されてる萩往還マラニックだけど結構上り下りが多いコースなんですよ。辛い!
豊田湖畔公園は最初のチェックポイントで食事も提供されるしゆっくり休める。とにかくそこまで頑張ろうと思うが長い!全然つかない!
58.7キロ地点 豊田湖畔公園
スタートから7時間30分
(日付変わって5月3日の1時30分)
レースプランではここに6時間50分で到着したかった。ギリギリプランでは8時間30分。1時間の貯金だ。
おにぎりとうどんが死ぬほど旨い!もうここで死んだら走らなくていいなぁ~なんて思ったり。
脚にマメができないようにプロテクトJ1を塗る。脚から香ばしい匂いがした。全然関係ないけど会社で部下を叱るとき 「お前は香ばしい奴だな!」 と言ってみるといいと思う。(何を言ってるのかわかりませんが流行らせたいと思います)
雨もやんできたのでレインウェアを脱ぎ綺麗にたたんでザックにしまって外に出る。
なんじゃこりゃ~!!
アカン!!
めっちゃ!!寒い!!(´Д` )
すぐ建物の中に入り今度は雨じゃなく防寒としてレインを着る。くそ~何なんだ!
エイドからエイドを繋ぐ俺の萩往還は続く。残念なのは暗闇の中を走っているから景色を楽しめないってこと。写真を撮っても暗くてなにかさっぱりわからない。
67キロ地点 俵山温泉エイド
パイプ椅子も置いてあって嬉しい。もう疲れたのでガッツリ休憩。通りの向こうにあるトイレの前で寝ている人もいる。普通なら寝ている時間だけどみんな寝ずに走っている。よく考えたらおかしなことやってるな。
俵山銘菓 三猿まんじゅう を頂く。見た目で想像できるよくあるお味のやつなんだけどすんげぇ旨くてバカ食いしてしまう。多分全選手の中で俺が一番三猿まんじゅう食ったと思うぜベイビ~。
暗闇を進む。71キロ地点の砂利ヶ峠まで上りそこから80キロ地点までグッと下る。坂道の下りと冷酒は後で効くぞ!気をつけなはれや!
79.8キロ地点 新大坊エイド
スタートから10時間55分 (5月3日 4時55分)
さすがに走るの飽きますぜ!親分!(誰に言ってんだ?) ここまで来るとイヤイヤ病が出てくる。気持ちが前に向かない自然と。で、そういう気持ちと向き合いながら前に進まなきゃだし戦わなきゃだし。
日が昇る前の寒い時間に新大坊では焚き火をしてて湯豆腐を頂いた。寒かったから本当にありがたかった。
2日目の朝を迎えた。夜走りを沢山やってきたので朝が来ると自然と元気になることは知っている。いつもと同じように元気になった。健康な証拠や!生きている素晴らしさを感じる。
写真に写っているのは油谷湾。こっから山口県の一番西の一番北の先っちょに向かって走っていく。よかったらグーグルマップでも見てください。本当に一番西の一番北の先っちょまでいきます。
次回、
第30回山口100萩往還
マラニック大会 その6
に続く