マラソンバカ一代

静かに暮らしたい…

第5回 飛騨高山ウルトラマラソン その8

千光寺の坂を下ると残り30キロ!

最後の難所、ラスボス峠を越えてゴールを目指す!

ラスボス峠までは比較的平坦なコースを進む。

最後の難所さえ越えれば俺の勝ちだ!

そんな気がする。

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食事のできるエイドでは食いまくり!

フルマラソンではあんまり給食しない俺だけどとにかく食いまくった。

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何を食っても旨いぜ!!

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エイド最高!!

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ラスボス峠までちょっとでも頑張って時間に余裕を持ちたい。頑張って走ってると前方に見覚えのある後ろ姿が!

ガッちゃんだ!!

 

きた~~!!

カンチョータイム!!

ψ(`∇´)ψ

 

ガッちゃんのおしりに ブスリッ!!

カンチョーをかます。

 

やられた!そろそろ追いつかれるころやと思ってたんや。

軽快に千光寺越えの下りを走っていたガッちゃんだったがここにきて疲れがでたようだ。元気が無い。ガッちゃんと少しだけ一緒に歩く。ガッちゃんの三重弁がすごく心地いい!ずっと話していたい!

バンさん!先行って!もうちょっと歩くわ。

と言われる。戦地で仲間を置いていくみたい…何か泣きそうになった。ガッちゃんを置いて先を進む。ガッちゃんが復活したら逆にカンチョーされるな…。

 

エイドではとにかく縁側でお茶を飲むおじいちゃんのように休んだ。食えるものは野獣のように食って、おじいちゃん休息…。10時間以上脚が走る動きしかしていないので曲げたくて仕方ねぇ!屈伸したりしゃがんだりして脚を曲げると超気持ちいいぜ!

 

エイドを出たら走る!ここまでくると周りの顔ぶれも同じだ。同じおっさんを抜き同じおっさんに抜かれる。何やってんだ俺たち!?

 

すると前方に見覚えのある後ろ姿が…。

ガッちゃんだ!!

 

きた~~!!

カンチョータイム!

(((o(*゚▽゚*)o)))

 

ガッちゃんのおしりに ブスリッ!!

カンチョーをかます。

 

あれ?でも何で?さっき抜いたはずなのに…?

ガッちゃんもビックリしていた。

えっ!?何でバンさん後ろにいるの!?

どうやらエイドでガッちゃんに抜かれてたみたいだ。おじいちゃん休息をとってたおかげでカンチョーされずに済んだ。再び戦友に出会った!嬉しいぜ!ガッちゃんの三重弁に再び元気をもらい先を進む。

 

ラスボス峠まで来たぜ!!

これを越えたら俺の勝ちだ!(多分…)

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セーラームーンのコスプレしたおっさんと並んで坂を登る。セーラームーンのおっさんを抜いたり抜かれたり…。本当にお仕置きだな!

 

今回めっちゃ楽しみにしていた飛騨牛エイド公文書館に到着!!93.3キロ地点!残りはあと6.7キロ!!

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でたーー!!飛騨牛!!

93キロ走って肉食えるか!?(´Д` )

食べたい気分じゃなくても絶対食べるぞ!と思っていましたが、俺の胃は元気!超肉食いたい気分だぜ!!

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おかわりしていいですか?と聞いたら いいですよ と言って下さったので調子に乗っておかわりしまくりました。

すいません!!

ライス(大) 下さい!!

大ライスはおいてなかった…(;´Д`A 

猪汁もいただく!!

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じる ですよ!やっぱり!じる!

男は じる だぜ!!!

 

飛騨牛パワーで覚醒!!

\(^o^)/

いけるぜ!!うぇ~~い!!

残り6.7キロを爆走!

キロ6分を切る快走だぜ!

俺より速い奴はいねぇ!!

 

飛騨高山ビックアリーナが見えてきた!

何だか泣けてきた…。

 

前方に何かみたことのあるフグの被り物が…。

あっ!?嵐先輩!!

(≧∇≦)

ゴールした先輩は沿道で待っててくれたのだ!

先輩とハイタッチ!!

うぇ~~い!!

(パチーーン!!\(^o^)/)

 

100キロ完走したぜ!!

ゴールテープを切った瞬間、涙がぐわ~~と出て大泣きしてしまいました。

(おっさんなのに…)

100キロがきつかったのもあるけれど、普段我慢していること辛いことが100キロを走り終えたことで一気に出てきて、お前あんまり我慢ばっかりしなくていいんだよ って誰かが言ってくれたみたいな感じになって…何だか不思議ですね。

 

で、高山市長が出迎えてくれたのですが泣いていたので顔を覚えていません。へへへ。

きれいなお姉さんが完走メダルをかけてくれました。汗と涙でぐちゃぐちゃなおっさんに申し訳ない!

 

嵐先輩とよっしーさんが駆け寄って来てくれました。

二人の前では泣けないぜ!嬉しいな!本当に嬉しかった!

笑顔で互いの走りを称えあった。

 

3人で記念撮影をして戦友たちが無事ゴールできたか気にしていました。

ガッちゃんはどうだ?ピロさんは?特に気にしていたのは去年83キロでリタイアしたランさんだった。

制限時間の19時がどんどん迫ってる。

時間に間に合うだろうか?

 

嵐先輩の帰る時間になってしまいよっしーさん、嵐先輩とがっちり握手をして別れました。

先輩!11月の峨山道で会いましょう!

今度はカンチョーしますよ!

 

よっしーさんは10月のダーシマでサブ3.5いきましょう!

 

二人と別れ着替えを終えた後ビックアリーナのゴール前でゴールするランナーを見ていました。

みんな凄くかっこいいぜ!!

制限時間の19時はもうすぐだ!みんな大丈夫か!?とドキドキしていたらランさんが坂を登ってきました!やったぜーー!!もうムチャクチャ興奮しました!

ランさんは後にゴール寸前の様子をヘロヘロで最悪だったと振り返っていたけど俺には超かっこよく見えました。これがウルトラランナーの根性だね!すぐさま嵐パイセンにメール!

(もうめっちゃ興奮してるからね)

 

ウルトラマラソンを初めて走ったけどただただ楽しかった。

でも俺は全然まだまだランナーじゃないね。

ましてウルトラマンでも無い。1回完走したからって調子に乗るのはダメね。

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まぐれってこともあるかもだから…。

でも素直に嬉しいね。

 

駅まで向かうシャトルバスに乗る…。

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みんな超汗臭いぜ!!

 

飛騨高山ウルトラマラソン(100キロ)を終えて…

 

5つの難所は相当きつかった。初めてウルトラマラソンに参戦する人には過酷なコースだと思います。でも千光寺の坂は是非経験していただきたいです。71キロに参戦された方も次回は是非100キロであの坂を体験して頂きたい。

 

第2関門を通過した後の長い下りが一番の地獄でした。

 

とにかく食い物は全部旨かった。スタッフさんと地元皆さんから最高に素晴らしいおもてなしと応援を頂いた。

 

今回ドリンクを持って走るかどうかを直前まで悩み結局持たずに走りました。エイドでしっかり給水できたし私設のエイドも後半に結構あったので持たなくて僕はよかったです。

 

100キロ走ったという感覚はあまりありませんでした。エイドまでの5キロを20回走ったみたいな感覚でした。

 

嵐先輩と僕はフルマラソンのベストタイム15分位しか差が無い(確かそうだったかと思う…)ですが飛騨高山ウルトラマラソンでは1時間30分も差をつけられてしまいました。ウルトラマラソンフルマラソンは全く別物だなぁと思いました。

 

 

 

次回、

エア柴又100キロ  番外編

お楽しみに!

 

 

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第5回 飛騨高山ウルトラマラソン その7

前日のコース解説で、

「55キロ地点を何時に通過するかが完走できるかどうかのポイントになる。」

と丸山さんは仰ってました。

(丸山さんの写真はモチロンありません…)

 

「55キロ地点を12時に通過できれば残り45キロに7時間使える。12時を過ぎるようなら後の戦いが苦しくなる。」

というのが丸山理論だ。

 

初ウルトラの僕にとって丸山理論はわかりやすい目安になった。4時45分スタートの僕は15分前の11時45分に55キロ地点を通過できるかどうかがポイントになる。

 

長いトンネルの途中が55キロ地点。

11時27分 に通過した。

自分にとっていいタイムかは頭が回らなくてわからないけどとりあえず良かったと思った。

 

第3関門の丹生川支所 に到着!!

(ヘロヘロだけど…)

うぇーーーい!!

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焼そばとコーラを頂く!マジで旨いぜ!!

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ロキソニンもチャージして4つ目の難所、飛騨高山ウルトラマラソン名物の 千光寺 をめざす!

エイドの出口で綺麗なお姉さんがマイクでゼッケンナンバーと名前を呼んで頑張って下さいとエールをくれる。笑顔で応える。

 

「ばんばさん!

笑顔が素敵です!」

 

と言ってもらった。

好きです!ありがとう!付き合って下さい!

 

丹生川支所を通過したら千光寺です。71キロの選手とここからコースが分かれます。 71キロにエントリーしておけばよかった。と多くの選手が思ったでしょう。

でも僕はこの名物…

千光寺のある100キロじゃなきゃ!

オモローじゃねぇ!うぇーーーい!!

と思っていたのでこれに挑戦しなきゃ面白くない!

 

で…これは序盤の坂。

本気の坂は傾斜11%が約1.7キロ続きます。

写真を撮るのを忘れるほどの坂です。

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長い長い坂を登り千光寺に到着!

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ここから108段の石段を登ります。全員ヘロヘロ…。

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今度来る時は車で来るぞ!駐車場もあったしな!

と強く思うのであった…。

 

千光寺の坂を登りきると頂上にエイドがあります。

そこで補給して登ってきた坂を下ります。

下り嫌だなぁ~と思っていましたが。

 

なんでかわからんが…

覚醒!!

めっちゃ調子がいい!!

千光寺を越えた坂を下ります。

 

俺が一番速いぜ!!うぉおーー!!

 

と叫びながら坂を下る!

調子よく走っていると後ろからすんごい速いランナーが…

 

バンさん??

 

声をかけられる。

シューズ円陣をともにした三重のランナー ガッちゃん だ!

嵐先輩に続きスタートの15分差を詰められてしまった!

 

やられた!!

 

と悔しがる僕を見ながらカンチョーポーズに笑顔で横に並んだ ガッちゃん

暫く会話を楽しみながらの並走。

どうやら ガッちゃん も覚醒したようだ。ガッちゃんのスピードが半端なく速かったので潰されると思い…

 

先に行って下さい!!

 

と言う。凄いスピードで坂を下る ガッちゃん 。

 

へへへ。いいのかな?

カンチョーいくかもよ!

ψ(`∇´)ψ

 

ガッちゃんは凄いスピードで千光寺越えの坂を下っていった。何か箱根駅伝6区のランナーみたいだなぁ~って思いながら走る。走る姿がめちゃめちゃカッコイイ!!坂の上からエイドに到着したガッちゃんが見えた。

(65.8キロ地点 下柏林道終点)

坂を下りながら観察…。

ちょっと給水してすぐエイドを出たぜ!!

 

ガッちゃん!

めちゃカッコイイなぁ!!

と叫ぶ!

 

カンチョーも忘れるほどだ。

ガッちゃんのスピードにも勝てない!

カンチョー大戦どうなる!!??

ぬぬぬ!!

 

 

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第5回 飛騨高山ウルトラマラソン その6

ピンポンパンポーン!

業務連絡!業務連絡!

飛騨高山ウルトラマラソン大会前日にコースの解説をしてくださった丸山さんからコメントを頂きました!\(^o^)/

(前回の記事をご覧下さい)

丸山さん!ありがとうございます!!

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丸山さんのコース解説の様子…。

(丸山さん写ってない…。丸山さんすごくよかったですよ!!)

ピンポンパンポーン!

 

 

カクレハ高原キャンプ場のエイドを出ると2つ目の難所 駄吉林道 に突入します!約300メートルの登り、傾斜9%の坂が3.5キロ程続きます。

 

カンチョー大戦いくぜ!

 

わざと先に行かせた嵐先輩の後を追います。

この坂は美女峠の坂より傾斜があるため歩く人が多くなります。

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先輩のすぐ後ろを走りプレッシャーをかける。(嫌な奴だ!)

先輩ペース遅いっすよ!

遅かったらカンチョーいきますからね~~!!

ψ(`∇´)ψ

後ろを振り返り僕の姿を確認した先輩、おしりを抑えながら坂を走る!

かわいい後姿だ!

 

傾斜角が大きければカンチョーの威力も倍増だろう…。

フフフ。

 

周りのランナーは歩いていて走っている人はほとんどいない。先輩に引っ張られ坂を走る。このまま走って登りきれそうだ。このまま先輩と走って大丈夫だろうか?あと70キロあるぞ!ここで潰されたら後から来る連中にカンチョー攻撃受けまくりだ。

 

そう思い歩くことにした。歩きを混ぜて走れる所は走ろう!歩いてわかったけど坂の途中で歩くと再び走り出すのに大きな力が必要になる。

 

先輩は遥か先に行ってしまった…。

もうカンチョーは無理かな…。

 

吉林道を越え第2関門の飛騨高山スキー場もあと少しだ。この辺りでお腹にガスが溜まってしまい苦しくなってきた。お腹パンパンだ!半日以上走るウルトラマラソン、みんなオナラしたくならないのかなぁ~?走りながらオナラをしてやろうと試みるも臀部に力が入ってて出ない!行き場を失ったガスが更にお腹に溜まり爆発寸前だ!

 

第2関門 飛騨高山スキー場 に到着!

ここまで13時間ペースよりちょっとだけ速いペースできている。あまり貯金は考えずゆっくり行こう!とりあえずお腹に貯金したガスを出さねば!

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関門の案内看板の裏にまわり人がいないことを確認しガスを抜く。

スッキリ!!

( ^ω^ )

(パンパンだったお腹もめっちゃへこんだ)

危ないところだった。この前にカンチョーされてたら間違いなく破裂してたぜ!

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(こんな感じ)

 

飛騨高山スキー場を出ると長い下り坂が続く。傾斜10%の坂を8キロ以上(10キロ?)下る。

(丸山さんのコース解説の写真その2   丸山さん写っていない…。)f:id:marathondojo:20160625093916j:image

ガーーっと下って3つ目の難所 裏ボス峠 をめざす!

(ダブルピークは登りきったと思ったらもう1回登りがやってくるから安心したらダメよ!ってことです。)

 

吉林道を走りながらあることを思いだした。

そういえば朝ロキソニンを飲むのを忘れた。

ロキソニンを摂取するのはいいことじゃないと思うけど間違いなくどこかが痛くなる!そういう自分にとっては安心を得るためにロキソニンは大事なアイテムだ。

 

飛騨高山ウルトラマラソンはコース途中に荷物を届けておくことができる。100キロ部門は第3関門57.2キロ地点の丹生川支所が受け取り場所だ。届けた荷物の中にはロキソニンがある。そこまでは痛みが出ないことを祈ろう。

 

飛騨高山スキー場からの下り…

実は今回一番辛かったのがここでした。

ひたすら下り!ブレーキをかけてはいけないと思うがどうしてもブレーキをかけてしまう。脚全体への負担が半端ない!この下り坂で一気に脚が痛くなってしまいました。

でも終わらない下り坂!脚が痛い!!ロキソニンを飲み忘れたことを思い出したのが脚の痛みの原因かもしれない。どちらにしてもダメージがでかい!

 

やっとの思いで下ったところで3つ目の難所 裏ボス峠 だ!

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ふざけるな!!

( *`ω´)

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登って下り、下って登る。俺は何をやってんだ!?

 

 

ランキングも登ったり下ったり…

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第5回 飛騨高山ウルトラマラソン その5

100キロの旅が始まった。

 

コース図には古い町並とあります。古い町並って本当にそういう地区があるんですね。  「古い町並何キロ」 って標識が出てて知りました。ここはコースの道幅が狭く写真撮影はできればしないようにって話があったので写真はないですが、凄くいい雰囲気の所です。観光には最高だと思います。

 

まずは第2関門飛騨高山スキー場39.2キロ地点を目指す!

ここには5時間20分での到着を目指しているが13時間完走ペースなら4時間45分でいきたい!

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いきますよ~~!!

10キロ~20キロの間にあるポッコリのお山は美女峠。高低差200m傾斜5%の坂が約3キロ続きます。美女高原ってところなんだけど美女ってのがいいね。

 

さすがに皆さんウルトラランナーだ。この坂で歩く人は1人もいない。

で、ぐぅぅ~~と登りきったところで…

16.7キロ 美女高原エイド に到着!

最初の給食ができるエイドです。

ここでは水、スポドリ、鈴カステラを頂く。

全く旨いぜ!鈴カステラ!!

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美女峠を下ると第1関門の 道の駅ひだ朝日村 に到着しました!

フルマラソンのエイドと違いウルトラマラソンはスゴイね!

エイドもウルトラ!デカいよ!

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エイドの様子を写真に撮り、給水、給食していると1人の女性に声をかけられました。

 

「すいません。写真撮ってくれませんか?」

 

応援に来た男性と記念撮影をしたいらしい。

女性には絶対優しい俺だけど。この時すんごく嫌な顔しちゃいました。

 

13時間半を狙って走っているがまだ序盤!

正直、制限時間内にゴールできるか全然わからない!

ブログに載せるための写真を撮るのもタイムロスになるので少な目にしなきゃと思っているところでお願いされちゃったので凄く嫌な顔しちゃいました。

すんげぇ嫌な奴ですね~!

で、この女性とこの後も結構エイドで一緒になったので

毎回ごめんなさいの気持ちでいっぱいでした。

本当にごめんなさい!

(ケツの穴の小さい男なんです!この後ずっと反省しながら走ったので許して!)

もうケツの穴に何か入れてくれちゃってもいいです!

(今回唯一の失敗です!)

 

これを じゅるじゅるじゅるーー って食べます!

何だか忘れたけど旨かったよーー!何か知りたい人は誰かのブログで探してねー!

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第1関門の道の駅ひだ朝日村を越えるとじわじわ登ります。

 

30キロ以降のグーーンと上がる坂の手前にエイドがあります。

29.5キロ地点にある…

カクレハキャンプ場 に到着!

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到着してホッとしているとエイドに入ってくるフグの被り物が見えました!

 

「あっ!嵐先輩だ!

せんぱ~~い!!」

 

約30キロで15分差を詰められてしまった!

やっぱりスゴイな!(1キロ30秒は速いペースだ!)

でもエイドであったのが失敗だな先輩!

お互い給水、給食してるが背後はとられないぜ!

先輩は バンちゃん先に行くね! と笑顔でエイドを出た!

頑張ってくださ~い!とエールを送りながら…

 

うぇっ!へっ!へぇ~~!!

わざと先に行かせたんだよ~~!!

ψ(`∇´)ψ

いくぜーー!!

 

ここから2つ目の難所。39.2キロ地点の第2関門まで試練!駄吉林道です!高低差300m傾斜9%長さ3.5キロの坂を駆けあげります!

 

この坂でカンチョー!

カンチョー!

カンチョー!

いくぜーー!!

ψ(`∇´)ψ

 

 

ランキングまさかのトップ10入り!!

皆さんの力でトップ3に!お願いします!!

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第5回 飛騨高山ウルトラマラソン その4

 

6月12日  3時20分頃…。

 

来たぜ!!

飛騨高山ビッグアリーナ!!

うぇーーーい!!

また刀持って来たぞー!!

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前日に高山入りをして受付、高山駅の目の前にあるトントン! ワシントン ホテル プラザ に宿泊!

うぇーいだぜ!

よしこれ読んでる皆さんも言おう!!

うぇーいだぜ!!

ハイ!!

(うぇーいだぜ!)

よくできました!!

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高山メーランを胃袋に流し込みウルトラマラソンに向けたチャージも完了!!

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11日の20時にベッドに入る。マラソン大会の当日はデートの日みたいになぜか支度に時間がかかる。部屋を出る2時間前には起きていないと支度が間に合わない。どんなに前もって準備していてもダメだ。スタート会場へのシャトルバスは3時から出るんだけどそれに乗りたい俺としては1時に起床して支度をしなければならない。

 

緊張と睡眠のタイミングが普段と合ってないこともあり全然寝てない状態で1時になる。まぁええわい!

 

シャトルバスに乗り込む。座席の隣はおっさんだ!持参した刀で斬るのもアリだが勘弁してやろう。お互い寂しい同士だ!後ろの席はおっさんと女子だ!羨ましいぜ!女子のテンションが高く会話が弾んでいる。おっさん超嬉しそうだ!チクショーめ!千光寺の108段の階段でその煩悩を叩き潰されろ!!と静かに手を合せる。アーメン。オーメン高山ラーメン

 

スタート会場の飛騨高山ビッグアリーナに到着していつでも走れるように準備をする。そしてカンチョー大戦の敵達とご対面だ!

 

ゴール地点に集合した猛者達。初めて会うランナーも多い。1回会ってガッチリ笑顔で握手をしたら永遠の戦友だ!マラソンランナーの出会いはそれくらい尊く熱い!(俺が1人で熱いだけなのかもしれんが…)

 

俺が大好きな嵐先輩もいる。嵐先輩は俺より少し前にマラソンを始めたランナーだ。走ることで眠っていた変態が開花し今では泣く子も黙るウルトラランナーだ。2月に京都マラソンを一緒に走ったがぶっちぎられた。今回のカンチョー大戦で最も注意しなければならない男だ。先輩はトレードマークのフグの被り物を被って100キロを走る。

 

スタート前に後ろから

フグをさばいてしまえ!!

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アカン気付かれた…。

(;´Д`A

 

4時になり集まった猛者たちとシューズ円陣!

脚の数を数えると16人!みんなこれからそれぞれヒーヒー言うと思うと実に滑稽。

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円陣で挨拶させて頂いたのは よっしーさん、嵐先輩、ピロさん、ランさん、ガッちゃんさん 。このメンバーは間違いなくカンチョーを狙っている。そして円陣に合流できなかったメンバーでカンチョーを狙うランナーもいる。油断はできん!

 

俺としては ランさん(女性) にはカンチョーされたいし、したい!抜きつ抜かれつカンチョーマラソン!やろうぜランさん!!( プチ情報  ランさんすごくかわいい!)

 

 

スタートの時間が迫ってきました!

うぇーーーい!!

(はい!  言って下さいね)

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100キロ いくぜ!!ハッ!!

いくぜ!!ハッ!!

 

 

ランキングもいくぜ!ハッ!!

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第5回 飛騨高山ウルトラマラソン その3

100キロをどう走るか?

ちょっと真面目なお話。

 

皆さんはマラソン大会で撃沈した経験はありますか?僕は結構あります。まぁ撃沈するってことは何かしら自分に原因があって自分の力を過信してるとか、練習不足とか自己管理がなってないとか色々言われますが本当にその通りだと思います。

 

撃沈しないギリギリまで追い込むことが本当にベストを尽くすという状態なんじゃないかなぁ~と思ったりもしております。

 

でも僕も好きで撃沈している訳では無いし、ただで撃沈している訳でも無いです。撃沈の経験からこうするとああなるというのがある程度わかるようになりました。まぁ身をもって経験しないとわからないおバカさんと言えばそういうことになります。

 

フルマラソンの距離であれば目標タイムから平均ペースを計算しそれに近いところで調整しながら走ったらいい。で走れなければどんどんペースが落ちて撃沈ですよ!最後は制限時間にひっかっかるかどうかの泥仕合。

 

でもね。ウルトラマラソンはそうはいかない!距離が長すぎる!もう走れませんって45キロ地点でなったら残り55キロ歩くの?歩いていたら何日かかるかわかりません。

 

で冒頭に戻るんだけど 100キロをどう走るか? がすんごく重要になるんじゃないかと大会1週間前位に気づいたのです!(偉いぞ!俺!)

 

飛騨高山ウルトラマラソンに向けていくつかの練習をやってきました。ふざけているだけのように見えたかもしれないが本人は割と真面目にやっているのよ。

 

掛川新茶マラソンではキロ6分で42キロを走る訓練をした。どうしても前半ツッコミすぎるのでゆっくりペースを維持できるように…結果は4時間20分を切るタイムでゴールできた。難所の坂も全て走り切った。最後調子に乗ったがちょっとだけど余力も残した。

 

全日本元大学生1人駅伝対校選手権大会では110キロを経験した。長い距離が自分の身体にどんな影響を与えるのか実験してみたかった。70キロを過ぎてから自分が崩壊していくのがわかった。走れなくなるとどうにもならなくなることもわかった。

 

エア柴又100K(60キロ)では60キロのタイム7時間を狙った。うまく走ることができた。もう少しペースを調整したら100キロ完走も可能ではないかという手応えを感じた。休み方、補給の取り方が勝負の結果を左右することもわかった。横ちゃんがピュアなのも再確認できた。

 

飛騨高山ウルトラマラソンの制限時間は14時間。14時間以内にゴールできれば勝ちだ!初のウルトラマラソン挑戦、欲張ってはいけない。全国屈指の難コースと言われる飛騨高山で欲張ったらとんでもない目にあうぜ!

 

今回レースの作戦を練るのに大いに役立ったのがNHK BSで放映されているランスマでやっていた第4回飛騨高山ウルトラマラソンの録画映像だ。

走ったのはランスマのウルトラランナー中村優ちゃん。彼女は柴又で60キロ、サロマで100キロを完走しウルトラマラソンの経験を十分に積んで飛騨高山に参戦した。そんな彼女のレースプランはこんな感じだ。

 

第2関門(39.2キロ)までを エリア1

第4関門(74.1キロ)までを エリア2

ゴール(100キロ)までを エリア3

として

エリア1を 5時間30分

エリア2を 4時間30分

エリア3を 3時間50分

合計13時間50分 で完走を目指すというレースプランだ。

 

これは本当に素晴らしい!

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このプランを参考に自分も考えてみる。

13時間30分以内のゴールを目指そう!

エリア1を 5時間20分

エリア2を 4時間20分

エリア3を 3時間50分

でいく!

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13時間30分のレースプランだけではなく13時間のプランも立てる。13時間切りを狙ってダレて13時間半って展開を予想してのことだ。

 

ということで今回の飛騨高山ウルトラマラソンの目標は決まった!

1. 13時間30分切りで完走!

2. カンチョー大戦に勝つ!

3. 93.3キロ地点で振る舞われる飛騨牛をおいしく食べる!

(93キロ走ってきて飛騨牛が食えるか!もっと手前で出せ!と怒っても仕方ない…)

 

 

 ランキング上位を目指していますがこちらは全然だ!

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第5回 飛騨高山ウルトラマラソン その2

(前回からの続き)

2014年開催の第3回大会を見送り、翌年再びチラシを発見!

2015年の第4回大会もやっぱり見送り。

 

やっぱりね。ウルトラマラソンを走る力は無いし、サブ3.5を達成してからって思っているのよ。

 

飛騨高山子「教官!私、ドジでのろまな亀だけど。付き合って下さい!」

俺「高山子!俺には別大子という婚約者がいるんだ!それに俺とお前は教師と教え子の関係。付き合うわけにはいかないんだ。」

飛騨高山子「教官!酷い!」

俺「高山子!君が卒業する来年まで待ってくれ!それまでに別大子とのことは何とかする!」

飛騨高山子「教官!」

俺「松本!!いや…高山子!」

 

そして1年が経過…。

 

別大子 「この両手はあなたにもぎ取られて義手になってしまったのよ!サブ3.5も達成してないのにウルトラなんてあんた最低の男よ!」f:id:marathondojo:20160618082939j:image

俺「あぁ俺は最低の男だ!全くなっちゃいないね!俺なんかとてもランナーとは言えない!」

飛騨高山子「教官!私、ドジでのろまな亀だけど。付き合って下さい!」

俺「高山子!この日が来たな!別大子への未練はあるけど!高山子も好きだ!」

飛騨高山子「はぁ!?まさかの二股!?てめぇふざけんじゃねぇーぞ!!」

俺「えっ…?高山子ちゃん…?」

飛騨高山子「高山子ちゃんじゃねぇーよ!ふざけんじゃねーよ!!とりあえず金出せよ!あんだろ?金!18000円!!」

俺「うわぁ~~!!助けてーーー!!」

 

はっ!夢か…。

((((;゚Д゚)))))))

(今時誰も使わない夢オチを使ってみました。)

 

チラシ見るだけウルトラマラソンだった俺のウルトラですが高山子のチラシチラチラ悩殺作戦に翻弄されエントリーしてしまったのであります。

(スチュワーデス物語風に書いたことで年齢がばれそうですが実際は20歳です)

( `・∀・´)ノヨロシク

 

 

第1次カンチョー

大戦勃発!!

事の発端はこうだ。

飛騨高山ウルトラマラソン参戦組が大会に向けての意気込みを話していた。俺よりも経験があって速い皆さんばかりだ!その中にポツンと初ウルトラの俺。皆さんきっと遥か前方を颯爽と駆けていくのだろう。初ウルトラの俺はきっと追いつくこともできない。でもね、でももし追いつくことができたならば後ろからカンチョーしてもいいんでないかい?と思い、前年も飛騨高山を走られたランナー よっしーさん に…

 

追いついたら後ろからカンチョーしますよ!

ψ(`∇´)ψ

 

と発言。これが火種となった。

数日後大会事務局から参加案内が送られてきた。大会プログラムの他、ナンバーカード引換証なんかが同封されている。

飛騨高山ウルトラマラソン100キロの部はウェーブスタートを採用していて申告タイム順で4時45分スタートと5時スタートのグループに分けられる。初ウルトラの俺は当然5時スタート組だ。4時45分スタート組は速い人ばかりだからな。

ところが参加案内が届いて愕然!

 

4時45分スタートじゃねぇか!!

(´Д` )

 

で俺以外の飛騨高山参戦組の皆さんは全員5時スタート。この前までカンチョーしちゃうぞ!とイキっていた俺に15分差を追いついて皆でカンチョーしようぜ!とカンチョー友の会が結成されました。ここに 俺 vs カンチョー友の会の皆さん による第1次カンチョー大戦が勃発!!飛騨高山に参戦しないランナーの方々もこの大戦を盛り上げだし、大会開催前に俺の楽しい楽しい人生初のウルトラマラソンはカンチョーマラソンになってしまうのであった…。もうスタートしたら皆さんが通過するまで

こう→_| ̄|○

待つしかない…。

 

 

 

 

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