マラソンバカ一代

静かに暮らしたい…

第5回 飛騨高山ウルトラマラソン その3

100キロをどう走るか?

ちょっと真面目なお話。

 

皆さんはマラソン大会で撃沈した経験はありますか?僕は結構あります。まぁ撃沈するってことは何かしら自分に原因があって自分の力を過信してるとか、練習不足とか自己管理がなってないとか色々言われますが本当にその通りだと思います。

 

撃沈しないギリギリまで追い込むことが本当にベストを尽くすという状態なんじゃないかなぁ~と思ったりもしております。

 

でも僕も好きで撃沈している訳では無いし、ただで撃沈している訳でも無いです。撃沈の経験からこうするとああなるというのがある程度わかるようになりました。まぁ身をもって経験しないとわからないおバカさんと言えばそういうことになります。

 

フルマラソンの距離であれば目標タイムから平均ペースを計算しそれに近いところで調整しながら走ったらいい。で走れなければどんどんペースが落ちて撃沈ですよ!最後は制限時間にひっかっかるかどうかの泥仕合。

 

でもね。ウルトラマラソンはそうはいかない!距離が長すぎる!もう走れませんって45キロ地点でなったら残り55キロ歩くの?歩いていたら何日かかるかわかりません。

 

で冒頭に戻るんだけど 100キロをどう走るか? がすんごく重要になるんじゃないかと大会1週間前位に気づいたのです!(偉いぞ!俺!)

 

飛騨高山ウルトラマラソンに向けていくつかの練習をやってきました。ふざけているだけのように見えたかもしれないが本人は割と真面目にやっているのよ。

 

掛川新茶マラソンではキロ6分で42キロを走る訓練をした。どうしても前半ツッコミすぎるのでゆっくりペースを維持できるように…結果は4時間20分を切るタイムでゴールできた。難所の坂も全て走り切った。最後調子に乗ったがちょっとだけど余力も残した。

 

全日本元大学生1人駅伝対校選手権大会では110キロを経験した。長い距離が自分の身体にどんな影響を与えるのか実験してみたかった。70キロを過ぎてから自分が崩壊していくのがわかった。走れなくなるとどうにもならなくなることもわかった。

 

エア柴又100K(60キロ)では60キロのタイム7時間を狙った。うまく走ることができた。もう少しペースを調整したら100キロ完走も可能ではないかという手応えを感じた。休み方、補給の取り方が勝負の結果を左右することもわかった。横ちゃんがピュアなのも再確認できた。

 

飛騨高山ウルトラマラソンの制限時間は14時間。14時間以内にゴールできれば勝ちだ!初のウルトラマラソン挑戦、欲張ってはいけない。全国屈指の難コースと言われる飛騨高山で欲張ったらとんでもない目にあうぜ!

 

今回レースの作戦を練るのに大いに役立ったのがNHK BSで放映されているランスマでやっていた第4回飛騨高山ウルトラマラソンの録画映像だ。

走ったのはランスマのウルトラランナー中村優ちゃん。彼女は柴又で60キロ、サロマで100キロを完走しウルトラマラソンの経験を十分に積んで飛騨高山に参戦した。そんな彼女のレースプランはこんな感じだ。

 

第2関門(39.2キロ)までを エリア1

第4関門(74.1キロ)までを エリア2

ゴール(100キロ)までを エリア3

として

エリア1を 5時間30分

エリア2を 4時間30分

エリア3を 3時間50分

合計13時間50分 で完走を目指すというレースプランだ。

 

これは本当に素晴らしい!

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このプランを参考に自分も考えてみる。

13時間30分以内のゴールを目指そう!

エリア1を 5時間20分

エリア2を 4時間20分

エリア3を 3時間50分

でいく!

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13時間30分のレースプランだけではなく13時間のプランも立てる。13時間切りを狙ってダレて13時間半って展開を予想してのことだ。

 

ということで今回の飛騨高山ウルトラマラソンの目標は決まった!

1. 13時間30分切りで完走!

2. カンチョー大戦に勝つ!

3. 93.3キロ地点で振る舞われる飛騨牛をおいしく食べる!

(93キロ走ってきて飛騨牛が食えるか!もっと手前で出せ!と怒っても仕方ない…)

 

 

 ランキング上位を目指していますがこちらは全然だ!

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