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マラソンバカ一代

何となく走り始めたら坂道を転がるように止まらなくなってしまったマラソンバカの日記

勝手に大坂の陣 11「最終回」

企画ランニング

勝手にウルトラマラソン2016

勝手に大坂の陣

 第11回「最終回」

 

二人は思わぬ策で生駒の砦を越えた

しかし瀕死のばんばは大坂城へ辿り着くことすら困難になっていた

 

天下統一を目前にしながら足踏みをする二人の前に一人の侍が現れた

 

長い戦いは終りを迎える

 

 

 

俺達は生駒駅から暗峠に向かった。右脚も左脚もむちゃくちゃ痛い!この脚で峠を越えることができるだろうか?生中継のバッテリーが切れてしまっていたのでこの旅の行方を気にかけて下さっている皆さんのために生駒山登山を諦めルートを変更し暗峠を行くことをツイッターに呟いた。するとちょっとした反響があった。

 

200キロ走った脚で暗峠を越えるのか!?

すごい!信じられない!!((((;゚Д゚)))))))

 

今から俺達がやろうとしていることは普段走っているランナーから見てもクレイジーなことのようだ。道に迷いながら暗峠の入口近くまで来た。暗くてどこかよくわからず苦労してようやく入口に辿り着いた。

峠のだいぶ手前だが道に入った瞬間空気が全く違うのを感じた。明らかに違う!ものすごく寒い!

 

腰をかけるのにちょうどいい高さの所があり座った。ぷらさんも俺の横に腰をおろした。

ばんばさん、スニッカーズ食べます?

あ…ありがとうございます。

ぷらさんは自分のスニッカーズを手で折って俺にくれた。2人で口に放り込みモゴモゴする。甘い味が口いっぱいに広がって何とも言えない安心感に包まれた。

めちゃくちゃ寒いっすね。

ですね~。

峠の方から冷たい空気が流れてくる。巨大な冷凍庫のドアが開けっ放しになってるみたいだ。暗峠に向かって行くか?やめるか?決断をしなければならない時が来た。

ぷらさんすいませんでした…。わがまま言いました…。電車に乗ります。

ばんばさん!大丈夫!その方が面白い!

これこそ勝手にウルトラマラソンですよ!

悔しくて悔しくて仕方がなかった。でもこれ以上意地を張ってぷらさんに迷惑をかけることにも耐えられなかった。正直俺の脚はもってあと5キロがいいところだろう…。

 

俺達(いや俺)は暗峠越えを諦め駅に向かった。

そうは言っても当初予定していた225キロは走ることになるから電車に乗るけど完走ってことにならないですかねぇ~。(´Д` )

ならないですね~。

ですよね、ふふふ。

 

切符を買い改札を通過する。俺一人だったらここまでも来れなかった。ぷらさんがいたから俺は今ここにいる。もし一人でここに来れたなら俺は間違いなく暗峠に突っ込んでいたと思う。そして事故を起こしていただろう。自分と向き合い正しい判断を下すことが過酷な状況の中では一番大切だということを教えられた。これでいいのだ…。辛くともこれでいいのだ…。西から上ったお日様が東へ沈む…これでいいのだ。

 

暖かい電車は俺達を乗せて簡単に本当に簡単に生駒山を越えた。さっきまで安い青春ドラマのように走るだの走らないだのやり取りしていたおっさんを乗せて。

 

ぷらさんが この面白い絵を残しておこう! と写真を撮る。俺は不甲斐なかったので打ち首をしてます。電車乗りたてでまだ納得してない顔をしてます。

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新石切駅に到着した。ここから大阪城まで14キロある。大阪城まであと少し!俺達は再び走り始めた。泣きながら…(まだ納得してない顔してるね)

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駅からひたすら西に向かって走れば大阪城だ!もう道に迷うこともない。何も考えず走ればいいだけだ。

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ここまで200キロ以上走ってきた脚は電車に乗ったことでもう終わりと判断したみたいだ!やれやれお疲れさんだって!全く走ることができない!

 

軽快に走るぷらさんに追いつけず待たせてばかり。ぷらさん凄いな!まだまだ走りに余裕があるって言うかゴールが近づいたことでより元気が出たんじゃないの?余裕で走るぷらさんに俺は不満を口にするくらいおかしくなっていた。本当に失礼だ!

(´Д` )ぼぇ~

 

遥か先を元気そうに走るぷらさんを追って苦しみながら走っては歩き…止まっては苦しみ歩いた。残りはどれくらいだろうか?ふらふらになりながら歩く。

 

その時前方から ディーンフジオカ 似の男がやってきた。

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刀に手をかける気力もなく男と対峙した。

摂津の侍!走者 ごえもーん さんだった。

 

ばんばさん初めまして。

 

ごーん・もえオカ (ディーンフジオカ風に言ってますが  ごえもーん さんのこと)はボロボロの俺を見てやや遠慮気味に挨拶をした。元気よく挨拶をするのも遠慮するくらい俺はボロボロだった。

 

ごーん・もえオカ の要望でシューズ円陣!

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ごーん・もえオカ (ごえもーん さん)とは初めてあった。

俺、もえオカのブログが大好きなんだ!

以前は色んな人のブログを手あたり次第読んでいたけど今では本当に好きなブログだけを読ませて頂いている。ごーん・もえオカのブログ(ごえ家)は数少ないお気に入りの1つだ!俺もこんなブログをかけたらなぁ~と思う。そんなごえもーんさんは大阪入り前から実は俺達のことを心配してツイッターにDMをくれていた。

 

シャレにならんようになったら遠慮なく言ってね。

車だすから!

 

優しいね。本当に嬉しかったです。新石切駅に着いた時も連絡をくれて

走って行くから !

と言ってくれたが俺はカッコ悪い姿を見せたくなくて正直会いたい気持ちと会いたくない気持ちが半々だった。

 

元気だったら楽しい会話もできたのに俺はただただボロボロで残り3キロと言われても走れず。ぷらさん、ごえもんさんにただただ謝りながら脚を引きずり前に進んだ。

 

大阪城です!

 

とごえもんさんが言う。見たくて見たくてたまらなかった大阪城が見えた。来たくて来たくてたまらなかった大阪城に長い長い時間をかけて俺達は遂に辿り着いた。

 

大阪城公園の中を進む。木々に囲まれた公園は驚くほど寒かった。入り組む道を外れること無く城に向かって最短距離で進む。普段この辺りをランニングしているごえもんさんの案内は完璧だった。

 

城の前にどこかで見た男が立っていた…。

目を凝らして見る…。

 

あっ!!ポンペ先生!! (´Д` )

 

ポンペ先生は峨山道トレイルランでご一緒させて頂いた三重のランナーさんだ!三重のポンペ先生が何故深夜の大阪城に現れたのか?ポンペ先生は三重の銘菓なが餅を土産に渡すと、じゃあ! と走って帰っていった。

Σ(゚д゚lll)えぇっ!!

 

しぇんしぇーー!!(´Д` )

何だったんだー!

でもありがとー!!

 

最終日は美女では無くおっさん2人がおっさん2人を応援して終わった… (´Д` )

俺達は3日間の旅を終え、大阪城に辿り着いた。

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最終日終了

77.8km  17時間4分

 

3日間合計

232.6km 42時間32分

 

 

ぷらさんが言った言葉でカッコつけてて大好きな言葉がある。ぷらさんが名古屋~東京を走るきっかけとなった話に出てくるんだけど…。

 

「大人になるとできることしかしなくなる。そんなのが嫌で…。できないことをやる気持ちがなくなったら終わり」

 

とってもとっても素敵な言葉だと思う。俺は名古屋~東京を並走した後でぷらさんがこう語っているのを見てカッコつけててカッコいいなぁ~と思った。

 

できないことをやってみたい! 俺もいつもそんな気持ちでやってます。で…迷惑かけちゃってるからごめんなさいだけどねぇ~。 (´Д` )ぼぇ〜

 

こうして俺達の勝手に大坂の陣は終わった…。

結果は?完走?途中棄権?

そんなのどうでもいいよ。並走してくれた仲間、応援してくれた方々、このブログを読んでくれてる皆様がそれぞれ決めて下さったらいいです。完走だ!DNFだ!それぞれ評価して下さいね。

 

あと皆さんが気になるのは 来年もやるの? ってことでしょうね。

 

ぷらさんには他にも素敵な活動があってそちらが忙しくなりそうです。毎年続いた勝手にウルトラマラソンは少しお休みになるのかなぁ。

 

俺は今回の勝手に大坂の陣でぷらさんから生中継ノウハウを伝授してもらうつもりでしたがご覧の通りの撃沈ぶりで何も勉強できておりません。 (´Д` )へへへ…

 

ぷらさんはぷらさん、俺は俺でまたワクワクすることを必ずやりますよ。

 

3日間で俺とぷらさんが名コンビになれたか?迷コンビだったか?わかりませんが皆さんにはどう見えたんだろうか?気になってます。ばんばとぷらがダラダラ走るのをまた見たい と言う意見もあったりして嬉しいですね。 またやるの!?とすご~く良く聞かれます!だからここで答えておきますね。

 

いつかはわからないけど、またぷらさんと走りますよ!できないことをやってみますね…。

 

ね!?ぷらさん!!(´Д` )

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おまけ

 

ゴール後、ごえもんさんの案内で駐車場まで歩きぷらさんの奥様とご挨拶!素敵な奥様にお土産まで頂く。遅くなった犯人なのに申し訳ない!走り終えた俺は身体を冷やさないように持っている衣類を全部着たがブルブルふるえていた。これが冬のウルトラよ!ごえもんさんの車でホテルまで送って頂く。すげぇ!優しい!助かった!車に乗せてくれなかったら凍死してたかもしれないぜ!ブルブル震えながらホテルの大浴場につかり生き返って部屋に戻る。買っておいたコンビニ弁当を凄い勢いで食べた。缶ビールを煽りベッドに横になった。

 

3日間の戦を振り返った。

最初から最後まで全て

どの場面を切り取っても

キラキラとしていてとっても素敵だ。

 

走ることっていいね。自分がいかにダメな奴かわかる。走れば走るほど…。

今回もダメな自分をさらけ出したな!でも次々に現れたランナー達は、そんなダメな俺を応援し励まし大阪まで走らせてくれた。みんな変わってるなぁ。 (´Д` )ぼぇ~  生中継を観てた人、ブログを読んだ人、沢山の人が応援メッセージをくれた。おっさん2人がジョギングしてるだけなのに…。本当に嬉しかったです。

 

1月1日に終わった出来事を2月11日まで話してる。いつまでしがんでるんだ!と言う方もみえるかもわからないけど、ブログ書き終わったら本当に終りになる感じがして寂しかったんだ。でもまぁ余韻に浸るのもここまでかな?ここからまたスタートだ!

 

家に帰るまでがマラソン。

翌日大阪でしこたま酒を飲んだ俺は…

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名古屋では無く 新横浜 に到着!

(´Д` )寝過ごしたー!うぇい!

 

 

勝手にウルトラマラソン2016

勝手に大坂の陣

 

 

次回、

名古屋ウィメンズマラソン2017

コース試走会

お楽しみに!

 

 

勝手に大坂の陣いかがでしたか?感想お待ちしております。

是非最初から読んでみてください。読みごたえがあると思います。3「挑戦」から11「最終回」までに3日間の出来事が書かれています。

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勝手に大坂の陣 10 「軍議」

企画ランニング

勝手にウルトラマラソン2016

勝手に大坂の陣

 第10回「軍議」

 

生駒の砦が二人の前に立ちはだかった

 

砦を攻略し大坂へ侵攻することが

天下統一に不可欠であった

 

強固な砦を前に動きを封じられた二人

軍議でぷらがある提案をする

 

 

俺達は奈良県に入った。京都と奈良の県境から奈良の中心部まではまだ少しある。東大寺で大仏を見学して昼食をとる予定だったが脚が痛くて走れず予定は大幅に遅れていた。進めば進むほど街に近づき賑やかになってくる。昨日までならそれで元気が出たが今日はそんな簡単にはいかなかった。

 

何回も先を進むぷらさんを待たせ追いつく。申し訳ない気持ちでいっぱいだった。長い時間をかけてボロボロの身体を奈良駅まで運んだ。最終日75キロの距離の半分を消化した。

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初日、2日目と多くの仲間に支えられここまで来た。

最終日は誰も現れねー。京都にも奈良にもランナーはいないのかー!?(´Д` )

と疲れが出た時恒例の文句にも力が入らないな。

 

予定を大幅に遅れていたので大仏の見学はせず遅い遅い昼食をとる。何か食べることで気持ちがリフレッシュできて走れるようにならないだろうか?胃腸は元気なんだけどな~。揚げ物全然食えるよ!家康と言えば天ぷらだろ?天ぷら食って俺も死んでやらぁ~!

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当たり前だけど食事をしただけでは脚の痛みは治らなかった。奈良駅前を西に向かって走り始める。あぁ奈良マラソンのコースだ!懐かしいなぁ~。こんなボロボロで再び走るとは思いもしなかったなぁ。賑やかな街を抜けると次第に人が少なくなっていった。

 

相変わらず遅い俺を進んでは待ち進んでは待つぷらさん。イライラしてるだろな。ゴールの大阪城で奥様が待ってるらしい。俺のことなんか置いて先を行けたらぷらさん楽できるだろうな…と思いながら遠くに見えるぷらさんの背中を追いかけた。

 

阪奈道路から俺達は生駒山登山口を目指した。いよいよ生駒山というところで当初予定していたルートが進めないことがわかった。スマホでルートを確認しながら進める道を探すぷらさん。俺は探す気力すら無くただそれを見ているだけだった。ぷらさんはどこかの施設に道を聞きに入っていった。俺はついていかずその場で待った。ひんやりとしたアスファルトに横になった。

 

過去走っているときに横になったことが1度だけある。初フルマラソンで福知山マラソンを走った時だ。あの時と違う辛さだがとにかく横になりたかった。初フルマラソンの事を思い出しながら道路に寝ころんだ。横を車が通過していく。死体に見えるかな?初日にネムネムさんがくれたサプリ(ニー)を飲んだ。最悪の時に飲むと決めていたんだ。何とも惨めだ。でも脚が少し楽になるのがわかった。まだ少しならいけそうだ。

 

外食に向かう途中だろうか?親切なご家族に道を聞き、とりあえず生駒駅まで向かうことになった。何とかぷらさんの背中を追って走る。日が落ちて暗くなってきた。駅に向かう途中でぷらさんの生中継用のバッテリーが切れてしまった。

 

すいません!僕がもう少し走れれば!(´Д` )

 

俺達に起きている全てのことは走れない俺のせいだと感じていた。大仏の見学ができなかったこと、生駒の登山口が見つからないこと、バッテリーが切れたことも全部俺が遅いからだ! 謝るくらいなら痛いの我慢して走れや!! と自分に腹が立ってイライラしていた。

 

 

ぷらさん!僕はゴールまで走るつもりです!でもあと何時間かかるかわかりません!奥さんも待っているし先に行ってて下さい!そしたら今日中にゴールできる!もう時間も無いし!

と耐えかねて言った。

ばんばさん!時間って何です!?これはレースじゃない!今日中にゴールしなきゃいけないって誰が決めたんです?おっさん2人がただジョギングしてるだけですよ!先に行ってくれって何!?2人で行くんです!

でも遅くて迷惑かけてるし奥さんも待ってるから!あまり待たせる訳にはいかない!

そんなことは気にしなくていいです!嫁もきっとそう思っています!

強い口調でぷらさんに言われ俺はトコトン駄目な奴だと凹んだ…。

 

生駒駅も間近というところでぷらさんがこう言った。

ばんばさん生駒駅から1駅だけ電車に乗って山を越えちゃいましょう!(^-^)

何を言う!?早見優だ!思ってもない提案に言葉がでなかった。

 

それはダメでしょ!名古屋城から大阪城まで225キロ走破するのが勝手に大坂の陣でしょ!自分たちの脚で生駒を越えて大阪入りしなきゃ!

電車に乗っちゃうほうが面白いじゃないですか!

 

答えが出ないまま俺達は生駒駅に着いた。駅員さんに大阪へのルートを聞いた。駅員さんは暗峠を越え大阪に行くルートの観光地図をくれた。

ばんばさん暗峠に行きますか?それとも電車に乗りますか?

走りたくても走れていない俺にぷらさんは厳しい選択を迫った。

僕はあと45キロは余裕で走れます。峠も行けるし距離を伸ばし大きく迂回もできます。ばんばさんはどうですか?あと20キロちょっとはあります。残りの距離の1.5倍走る脚が無いのならやめたほうがいい。あと30キロ以上走れますか?

言葉を返すことができなかった。できることなら1cmでも距離が短くなって欲しいと思っていたから…。

走り始めて3年、色んなレースに出場し沢山の企画も自分で考えて走った。ただの1度も自分が走ると決めたことをDNS(棄権)もDNF(途中棄権)もしたことが無い。それだけが自分が走ることで唯一誇れることだった。事前の準備と本番での根性があればやれないことなんて無いと思っている。でも今それができていないことを身をもって知らされ悔しい気持ちでいっぱいだった。事前の準備も根性も足りなかったのだ!

 

ぷらさん!はっきり言って走れません!でも電車に乗るのは納得できないです!わがまま言わせて下さい!暗峠の入口まで行かせて下さい!せめて峠の入口まで行ってやれるかやれないか決めさせて下さい!そこまで行かずに電車に乗るのは納得できないんです!

暗峠の入口はここから3.5キロのところにあった。そこまでまた走ることは今の自分の脚の状態を見てもバカなことはわかっていた。誰も見ていないんだから変な意地を張らなくてもいいのに…。でもギリギリまでやらないとダメだ!男ってのはそうじゃなきゃダメだ!

 

暗峠に俺達は向かった。

 

次回、

勝手に大坂の陣11「最終回」

あと1話で終わります。読んでね。

 

 

 

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勝手に大坂の陣 9「勝負」

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勝手にウルトラマラソン2016

勝手に大坂の陣

 第9回「勝負」

 

豊臣との最終決戦の日を迎えた

長い戦で軍勢は大きな痛手を受けていた

 

二人は大坂城を目指すが

予期せぬ生駒の砦に

大きな脅威を感じた。

 

 

2017年1月1日 日曜日

3日目の朝を迎えた。

 

昨日痛めた脚はまだしっかりと痛みを抱えていた。浮腫みも酷くパンパンだ!脚だけじゃなく全身が浮腫んでおります。最終日の行程は京都を抜け奈良入りをし東大寺を西に曲がり生駒山を越え大阪に入る。大阪府に入ったらそのまま一気に大阪城制圧だ!

事前にはこのルートがきっと1番楽しいだろうなぁ。と楽しみにしていたけど今の脚の状態では不安しかない!

既に走れないくらい脚が痛い!この先75キロ脚の痛みに耐えながら進まないといけない…。それがどれだけ恐ろしいことか…。

ぷらさんの脚はどうだろうか?聞くとかなり回復したみたい。テーピングもしっかりして何とかいけそうだ!

 

スタート前にすき家で朝食を食べる。

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ちょんまげヅラを被り、いざ出陣!(アホだね)

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まずは大阪の陣のキッカケとなった方広寺に向かう!家康が豊臣秀頼に寺の鐘を作るように命じて豊臣さん頑張って作ったんだけどね。鐘に書いてあった国家安康の文字を見て家と康の文字が 分かれてる = 家康を分断し徳川家に没落の呪いをかけたって激オコぷんぷん丸になったみたいよ。で…

お前どこ中(学校)だ!戦争すっぞ!あ〜ん!?

と因縁をつけたみたい。怖いね!(´Д` )

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家康   おい!豊臣!何でもいいからパン買ってこいや!(もちろんお前の金で)

豊臣  わかったっす!買ってきやす!

買ってきやした!カレーパンっす!

家康  テメェ!俺はいつも焼そばパンなんだよ!

因縁のレベルとしてはこの程度だ!怖いね!(´Д` )

 

この日は1月1日!初詣をしようと伏見稲荷にやってきました。初詣に来てるおじさんおばさんに話しかけられ写真を撮られたりしながら俺達も初詣。活気があってすごく楽しかったぜ!

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おみくじを引いたら 色欲に注意 だってよ!

(´Д` ) 無理だよ!!

露店で何か食いもん買ってビール飲みたい…。

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でもまだ戦の途中…進まなきゃいけないね。

 

ちょんまげヅラを被って走る。子供が指を指し…

あっ!ももたろー!と言う。

本当はもっと元気に走る予定だったが超弱い桃太郎だ。脚の痛みが酷くヅラを被ってふざける余裕も無くなってしまった…。

やっぱり脚は痛い。でも必ず楽になる時が来る!痛みが引くその僅かな時間にできるだけ先に進もう!痛い間は我慢をしてぷらさんについて行く!それだけを考えよう!

 

知らないおじいさんが寄ってきた。

あんたたちメディアに出てたやろ?

えっ!?出てないです!∑(゚Д゚)

出てたよ~。出てたよ~見たよ。

ん?いや~出てないですよ。

どうやらラジオに投稿した記事が読まれていたみたいだ。すげぇぜ!!

(なんだかんだで色んなラジオ局に送ったメール結構読まれてたみたい)

 

懸命に走るがぷらさんとの距離はどんどん開いていった。何とか信号で追いつき  すいません! と謝りまた走り出す。そんなことが何十回と続いた。痛みが引くのを待っていたが右脚のふくらはぎだけでなく左脚の足首も痛くなってきた。

なんてこったい!!(´Д` )

1歩1歩が痛くて仕方がない!信号で何とか追いついていたのが次第に追いつけなくなった。距離があき過ぎるとぷらさんが待っててくれた。だいぶ待たせてやっと追いつき すいません… と力なく謝って走り出す。そんなことがまた何十回と続いた。

 

ぷらさんが生中継用に装備していたアクションカメラは進行方向に向けられているため遥か後方を走る俺が写ることはなかった。映像を見ている人から ばんば写れよ! のコメントが。ごめんなさい!ぷらさんの前を走るくらいの走力がないんです!

 

するとぷらさんが ばんばさんに引っ張ってもらってないんで引っ張って欲しいなぁ~ のムチャぶり!

俺、頼まれたら断りたくない男なのよ。(´Д` )ぼぇ〜

脚の痛みが緩和していたので先頭で走る。気持ちがいいね。感覚ではすごく長く走った感じだったけど全然だったかな?

早々に力尽きてまたぷらさんに迷惑を掛けるノロノロ走りに…。

脚が痛い痛い脚が脚が痛い痛い脚が脚が痛い痛い脚が脚が痛い痛い脚が脚が痛い痛い脚が。(´Д` )ぼぇ〜

ノロノロ走り、ぷらさんに申し訳ない気持ちでいっぱい…自分にとことん腹が立ち、痛みに耐える…耐えられなくて腹が立つ!

 

苦しみながら走り続ける。坂の先を見るとぷらさんが立っていた。

あ~遅いから待っててくれてんだ…(´Д` )

申し訳ない気持ちで坂を登った。

 

やっとですね~。

 

京都と奈良の県境にぷらさんは立っていた。優しく微笑むぷらさんを見て涙がボロボロと出てきた。泣いたのを見せたくなくて背を向けた。

 

京都長いぜ~チクチョー!!

 

強がってそう言うのでいっぱいいっぱい。泣いたのバレバレ。あ〜やっと京都を抜けた!

まだ全然ゴールじゃねぇのに!何で泣いてんだてめぇ!?アホか!?

脚が痛くてとにかく京都越えが長く感じた。何回も何回もぷらさんを待たせ申し訳ない気持ちでいっぱい…なのにぷらさんは不満を口にするわけでも無く今優しく微笑んで俺を見ている。泣くだろ!!こんなん!!

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かなり長い時間をかけて京都を越え俺達は奈良に入った…。

生駒山が待っている…。

越えられるだろうか…?

 

次回、

勝手に大坂の陣10「軍議」

あと2話やで!

 

 

 

 

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勝手に大坂の陣 8「異変」

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勝手にウルトラマラソン2016

勝手に大坂の陣

 第8回「異変」

 

各地の女侍に助けられ

京入りを果たした徳川の軍勢

圧倒的な勢力で天下統一を目前にする

 

しかし二人に目に見えぬ敵

襲いかかり行く手を阻んだ。

 

 

 

taeさんから元気を貰った俺達は軽快な走りで京都入りした。

 

やったぜー!\(^o^)/

 

ここまで2日で130キロ以上の距離を走ってきたけどびっくりするほど元気だ!やっぱりイヤイヤ病なのよ…。俺の中の弱い虫が嫌だ嫌だと走らせないようにしてるだけなんだ…。そんな言葉に耳は貸せないぜ。一山越えたら京都の街中だ!あと一踏ん張りだ。

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びゅんびゅん車が走って行く。その横にある細い歩道を走って登る。京都の街の夜景がとても綺麗だ。

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トンネルを抜け…

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また登る…。京都タワーが遠くに見える。ぷらさん凄いな!まだまだ走れるね。俺、ぷらさんについていくのがキツくて距離が開いてしまった。

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歩きを入れたかったけど置いてかれてはなるまいと踏ん張る。あまり無理をしない方がいいと思いながら無理をした。

 

その時刺すような痛みがふくらはぎを襲った…。

 

俺の知る脚の痛みレベルは3段階ある。軽度の痛みはその場限りだ。走っている間に消えるか悪くても翌日にはほぼ回復する痛み。翌日も走ることはできる。

中度になると翌日に引きずる。走っている間に一瞬消えることもあるが痛みは残る。翌日から酷いと数日引きずる痛み。翌日走るのは無理だ。数日休み、様子を見ながらランを再開するレベル。

重度の痛みは消えない。病院直行レベルだ。数ヶ月は治療の必要がある。勿論ランは禁止。

 

右脚のふくらはぎ上の方の真ん中、ここが指一本分ピンポイントで痛い!痛みのレベルは中度だと感じた。痛みが訪れる何歩か前にヤバいな…と感じる事がある。そんな気配を感じた時、俺は一旦走るのをやめ回復してから再び走るようにしてるがヤバいと思ったのに走り続けた結果がこれだ!チクショー!!

 

この痛みマジでヤバいなぁ~と思いながら山を越え街に入る。俺より少し遅いタイミングでぷらさんも脚の不調を訴え始めた。俺達は2日目のゴールを目前にして苦しんでいた。この先どうなるのだろうか?

 

ここがいてぇーんだよ!!バカヤローー!!\(´Д` )

と言う俺…。口だけはまだ元気だ!

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京都の街すんごくいいぜ!俺達は清水寺の近くを通過し二条城を目指した。大晦日の京都の街は観光客で賑わっていた。外国人の集団の隣で信号待ちをしていたら一人の美女が話しかけてきた。

 

アナタタチナ二シテル?

名古屋から走ってきました。大阪まで行きます。225キロ! とぷらさん。

うぇい。 (俺)

ワォーー!!225キロ!?

イエース!

うぇい。 (俺)

英語が堪能(?)な俺達はこの外国の女性とすぐ打ち解けることができた。彼女はニキ(ニッキ?)さんと言う名前みたい。ワタシモハシル!と少しだけ彼女も俺達と一緒に走った。楽しかった!速かったよ!ニキさん!

最初から読んで下さってる方にはわかると思いますが美女に会ってまたまた元気がでた俺達。さっきまで脚が痛いだの言ってましたがすっかり痛みが消えております。

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この旅はなんだろ?初日の初めからずっと色んな美女が現れ俺達を元気づけここまで連れてきてくれた。

ぷらさん!やっぱりコレは男ばんばの女運ですよ!!

な~んて調子に乗ったりしたけど二人だから怪しくなくていいのかなぁ~。1人じゃこうはいかない…。

(´Д` )ぼぇ〜

 

京都の街を進むとNHKがあった。紅白歌合戦をでっかいスクリーンに映して鑑賞できるようにしている。そうか今日は大晦日なんだ!折角なんでNHKの中に入り記念撮影!

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二条城はすぐそこだ!でも痛めた脚が再び痛くなりだした。残り1キロ痛みをこらえ、ごまかしながら二条城に着いた。

 

やったーー!!

やったぜ!!

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本当に本当に嬉しかった。2日目が終わった…。

 

2日目終了

71.8km  12時間50分

 

二条城を後にして俺達は京都駅近くのカプセルホテルに向かった。今日の宿だ。年末の京都ってホテル埋まってて全然無いね。

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熱い風呂に入って身体の疲れをとりたいけれどここは大浴場も無くシャワーがメイン、風呂は個室の共同風呂1つしかなかった。部屋で荷物を片付けシャワー室に行ったら唯一の個室風呂に先客がいて使えなかった。

あ〜残念!使えないかぁ〜。ゆっくり浸かって脚をマッサージしたかった…。(´Д` )

と思っていたら個室のドアが開いた。

ばんばさん!お湯全然出ない!しかもヌルい!

おっ!ぷらさんだったか!∑(゚Д゚)

ぷらさんの後に個室風呂を使わせてもらったけどお湯がめっちゃぬるく、ちょろちょろとジジイのションベンみたいにしか出ない!

 

寒いぜ!身体余計に疲れるぜ!どうなってんだ!ボイラー室!\(´Д` )

 

仕方なくシャワーを浴びて部屋に戻った。大晦日のテレビを見ること無く俺はベッドに潜り込んだ。

 

あと1日…あと75キロ…頼むから走ってくれ!痛い脚を揉みながら祈るしかなかった。

祈るようになったら負けだ!と普段自分にいい聞かせている俺だけど…この時はただ祈るしかなかった…。

 

 

 

次回、

勝手に大坂の陣9「勝負」

読んでねー!

 

ランキングも祈るしかない!

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勝手に大坂の陣 7「攻略」

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勝手に大坂の陣

 第7回「攻略」

 

徳川の刺客となったタナカの猛攻

軍勢は近江を攻め落とした

 

ばんば達は二条城を目指すが

琵琶湖の先で生き残りの近江の走者が

行く手を阻んでいた。

 

 

2日目のスタート、俺達は彦根駅前から走り出した。

脚が動くまでゆっくり進む。いつもより脚全体がボーンと太くなってる感じがする。膝の関節は錆びた機械を動かしているみたいにギシギシしていた。

 

3日間の行程で俺が一番不安だったのは2日目だった。

 

初日は興奮もあるし応援も多いだろう。距離は長いが元気な状態でスタートするので疲労の心配は無い。走りきる自信は十分にあった。最終日はどうだろうか?疲労は相当蓄積しているだろうがコースが実にいい!京都~奈良~大阪と走るだけでワクワクしそうなコースだ!生駒山の山越えもある!これで終わりだという気持ちがきっと前に進む力になるであろう。

しかし2日目に関しては何とも言えない不安感だけが漂っていた。まず俺は2日連続で長い距離を走ったことが無いという事実。脚がどれだけ回復するものか見当がつかない。そしてコース、琵琶湖まではただただ地味に滋賀県の何も無いただの道路を進むだけなのだ。琵琶湖を渡る近江大橋まで50キロもある。大丈夫だろうか?

 

ゆっくりゆっくり走って行く。身体が温まるにつれ動きは良くなっていった。脚の浮腫みや重さは変わらないけど動かせることに安心した。

 

そうは言っても初日と同じようにはいかない。序盤は休憩をこまめに入れながら様子見様子見で進んだ。

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昨日タナカちゃんに貰ったげんこつ飴を口に放り込み

あ~嬉しいな~マジで!愛を感じるなぁ~!

でも愛は無いんだろうけど…

とつぶやく。ぷらさんが笑いながら言う

いやいや愛はありますよ!

ばんばさんの求める愛では無いですけどね!ふふふ。

 

俺が求めてる愛ってなんだろう?

みんなの俺への愛は(あるのであれば)どんな愛なんだろう?

 何て考えながら走っていたらあっと言う間に安土城址(20キロ地点)に到着!

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今は城は無く、その跡があるだけだ…

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入場料を支払いちょっとした山を登っていくのだがここで脚を使うこともなかろう。引き返そうとするとおじいちゃんが寄ってきた。

700円払って登っていくだよ。

700円払って登っていくだよ。

700円払って登っていくだよ。

700円払って登っていくだよ。

700円、700円と700円押しだ。

 

 

先を急ぐ、順調に進んではいるが昨日とはやっぱり全然違う!俺もぷらさんもやっぱり疲労が残っていて思うように走れない感じだ。

何回目かのコンビニ休憩をとる。レジのお姉さんがのぼり旗を見て話しかけてくれた。

なんですかそれ?えっ??

なになに?カッコイイですね。

名古屋から走ってきました。

えーーー!!走ってって!?

走って!?ホントに!?

ランニングの走ってです。

えーーー!!!

俺達は別に普通に来ただけなんだけど本当の普通はこのお姉さんのリアクションの方なんだろう。気さくで素敵なお姉さんと記念撮影。

頑張って大阪まで走ってください!!

と応援の言葉をもらって疲れ気味だった俺もぷらさんも元気を取り戻した。

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2日目の行程は70キロ。40キロ地点を13時に通過し昼食の予定だったがそれよりも早く俺達は疲れの第1ピークを迎えていた。

やや早めに地元のお食事処で昼食をとる。

生中継を見ていたぷらさんの友人Iさんが差し入れを持って応援に駆けつけてくれた。

 

店の壁のお品書きに目をやる。

しるこ~ぜんざい~亀山。

亀山って何よ!?まぁ俺、しるこ と ぜんざい の違いも曖昧ですけど…

関東はしるこみたいですね。関西はこしあんかつぶあんかでしることぜんざいと分けるみたい。で亀山は汁気のない濃いぜんざいの事を指すらしいですよ。YO!YO!ですよ!

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ためになるね~。このブログ。

ってここまで書いて食ってないんですけどね。食えばよかった。(´Д` )

 

昼食を終え再び走り出した。あと15キロくらいで近江大橋だ!そう琵琶湖だ!琵琶湖を見たら絶対元気になるよ!絶対!だから頑張ろう!

 

そう言えば今日は並走するランナーがいないな。愛知も岐阜も並走するランナーがいた。おいおい滋賀県にはランナーはいないのか!誰か来いよ!ってぶーぶー言いながら俺達は進んでいく。ぶーぶー文句を言う = 疲れている ってことなんだ。

 

当たり前なんだけど進めば進んだだけ先に進む。俺達はとうとう琵琶湖まで来た。

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うぉーーー!!

琵琶湖でかい!!

皆さん120キロ位走って琵琶湖を見に行ったことあります?今、俺とぷらさんが見ている琵琶湖は他の誰が見る琵琶湖よりきっと素敵だ!

すごく素敵だ!ものすごくデカい!滋賀県最高!

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長い長い橋を渡る。橋を渡ったら大津市に入る。街の賑やかな雰囲気っていいね。本当に少しだけど疲れを忘れさせてくれる。一山越えたら京都だ!

 

坂を登る俺達の前に1人の女性が現れた!小柄で綺麗な女性はランナーの格好をしていた。近江は制圧しもう侍はいないと思っていたがいたぜ!近江の女走者の登場だ!

敵か味方か!?∑(゚Д゚) 刀に手をかけたが何かむちゃくちゃ腰が低いぞ!近江の女走者はどうやら俺達の仲間らしい。

 

初めまして~taeです。どうしてもお会いしたくて来ちゃいました。ごめんなさい!ちょっとだけご一緒していいですか?

かっ…かわいい!!(//∇//)とにやける俺とぷらさん。もちろん大歓迎だ!

 

出会ったばかりだったが京都入りの準備と休憩のため近くのコンビニで一服する。店内で座ってコーヒーを飲んでいたら店のPOPが風でパタンと倒れた。taeさんが片付けようとサッと動いた。POPを起こしたが向きが逆でチラシがバラバラと散乱してしまった。これだけでtae さんがいかに素敵な女性かがわかった。俺はすごく素敵だ!と思いながらコーヒーをすすっていた。(お前も手伝え!!)

 

taeさんは京都に侵攻する大きな原動力となった!

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 (見よ!この嬉しそうな男どもを!)

 

いままでぶ~ぶ~言ってたのは何だったのか?

滋賀を抜け俺達は京都入りをした。この時の俺とぷらさんすごくいい走りをしてたと思う。この旅一番だったかもしれない。

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来たぜ!京都だ!

 

 

 

次回、

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何があった!!??

 

 

ランキングは何もないけどよ!!

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 第6回「上洛」

 

美濃の女走者は徳川の軍勢を率い

近江を駆け抜けた

 

三人の侍関ヶ原の戦いに勝利し

彦根城を攻め落した

 

ばんばとぷらの

天下統一に向けた上洛の成功は確実視された

 

 

タナカちゃんの軽やかな走りにつられて足取りの重かった俺達だったけど一気に滋賀県に入った。日が沈む時間がやってきて辺りが暗くなってきたのでヘッドライトの準備をする。

 

ここはHマンが出るらしいな!って3人で笑ってたら撮られた。おい!俺のことか!

うぇ~い!!Hマンだぜ~!!\(^o^)/

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その看板の横にあった番場の忠太郎像。

繋がったな Hマン=ばんば

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風がびゅーびゅー吹く中走っていく。これが伊吹おろしか?よくわからないが寒いぜ!米原駅を通過し俺達は元気に彦根を目指した。遠くの方にライトアップされた城が見えた。初日は80キロを走る予定だったがこの時点で既に80キロ近く走っていた。城までまだまだあるなぁ~と思ったらどっと疲れが出た。

 

タナカちゃんの前では元気に振る舞っていたけど正直疲れていた。でも若い女性の前でカッコ悪い姿を見せる訳にはいかねぇ!ヨタヨタした走りで何とか彦根城に到着した。

 

初日終了

83km  12時間38分

彦根城はとても綺麗だった。長く楽しい1日が終わった。とりあえず何事も無く走り終えた俺はε-(´∀`*)ホッとしていた。

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その時、気を抜き過ぎて携帯を落とし画面を割ってしまった。

あ~!! (ノД`) とぷらさんが反応してくれたが俺は携帯が割れようがどうでもよくなっていた。今、自分は無事で最高に楽しい。それだけで携帯の事はどうでもよかった。

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3人で記念撮影をして夕食を食べに行く。

ぷらさんが事前に調べてくれていた比内地鶏の親子丼が食える人気店だ。

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滋賀とは全然関係ないがこれめちゃウマでした!

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帰りにタナカちゃんが飛騨高山のげんこつ飴を差し入れにくれた。初めて食べたけどメチャ旨じゃねぇか!(*≧∀≦*)

明日の戦の補給食にするぜ!

 

タナカちゃんと駅でお別れし俺とぷらさんは初日の宿泊先コンフォートホテル彦根へ…風呂に入りウェアを洗濯する。速報をブログに更新したり青竹を踏みながら滋賀づくりを飲んだりと超忙しい!

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狭い風呂で頭を洗っていたら腰がガクっとなった。ヤバい!明日大丈夫か!?

それも心配なんだけど俺2日続けて長い距離走った事無いんだよね。明日は70キロなんだけど走れるんだろか? (´Д` )ぼぇ〜。 見当も付かないぜ!

 

 

12月31日 4時45分

 2日目も早目に起床。テーピングしたりして身支度を整える。腰は大丈夫そうだ…気になる脚はやや浮腫んでいる。筋肉が硬くなっている…着地の衝撃は吸収できるのだろうか?まぁ走ってみなきゃわからないね〜。

(´Д` )走りゃいいのよ!走りゃ!

 

コンフォートホテル彦根は朝食が旨いと評判のホテルだ。出発時間を少し遅らせて俺達はゆっくり朝食を楽しんだ。と言っても30分だけどね。

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2日目の戦いが始まった!

目指すは京都二条城だ! 

 

次回、

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読みなはれや!(´・Д・)」

 

 

 

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  第5回「妙手」

 

徳川の軍勢は

尾張の国を駆け抜け

美濃を抜け近江を目指す

 

軍勢は進むにつれその勢いを失う

 

早くも苦戦を強いられる二人の前に

美濃の女走者があらわれた

 

女は敵か味方か

 

関ヶ原の戦いが始まった

 

 

一宮駅で多くのランナーの皆さんと合流した俺たちは総勢11名になっていた。

みんなでキャッキャ!言いながら先を行く。これは戦というよりは合コンランだ!男女の人数もまあまあいいぜ!ここからカップルとかできちゃうのだろうか?

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ぷらさんを先頭に進む。

俺は前へ後ろへと行ったり来たりしながら皆の様子を観察していた。やや後ろで走っていると横にいた ひろみさん が…

 

結構速いね~最初からこんな感じ?このまま最後までいくの?

 

とペースを心配してくれた。

 

この会話をした時は20キロ地点手前くらいだったと思う。僕はザックの胸の辺りにソフトフラスクをつけていつでも給水できる状態にしてあったので走りながらでも給水できたし信号待ちで皆さんから頂いた差し入れをチョイチョイ補給していた。しかしぷらさんは俺が見ている感じではまだ飲まず食わずだ。

 

このままでは潰れちゃうからボチボチでやってるよ~。でもまだ休憩ないね~。 (´Д` )

 

と、ひろみさんと会話をしながら走る。22キロ程走ったところで、ぷらさんが…

 

休みましょうか~

 

と言い皆がホッっとしたのを感じた。 

おお!やっぱり!ぷらさん凄いな!休憩量もタイミングも全然違う!((((;゚Д゚)))))))

とちょっと感心。

 

休憩後数キロ走り木曽川が見えてきました。

この辺りでスタートから戦を共に戦ってきた てぃぐれさん とお別れ…この後来た道を走って戻り休む間もなく大掃除なのだろう…。と想像したらねっとりとした汗が出てきた… (´Д` )ぼぇ〜

美ジョガー みゆちゃん とその仲間達3名 ともお別れです。寂しい!!

 

木曽川を越えたら岐阜県だ!

俺、ぷらさん、よっしーさん、ひろみさん、ピロ、ネムネムさんの6人で岐阜県突入!!

 

しばらくしてピロピロが抜けトムさんが加入。

軍勢は岐阜をぐんぐん進んでいった。

岐阜に住んでる ひろみさん が道案内を務めてくれた。

この道は行けないから一旦階段を降りてこっちを進めば大丈夫!

この道を行ってもあっちの道でも同じ所に出ます。どっちに行っても大丈夫!

岐阜の観光大使だな!すげぇ頼りになるぜ!

ハキハキしたナビがスゴく気持ちいい…!

こんな女性を彼女にしたら色んな事が滞りなく進むんだろうなぁ〜。 (´Д` )

ばんば!チャック全開だけど開いてても閉まっていても貴方の好感度はもはや奈落の底だから影響は無いわ!どっちでも大丈夫!

わかったよ!ひろみさん!じゃあ開けておくよ! (´Д` )

なんじゃこの妄想…。

そんな妄想をしながら

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墨俣一夜城を越え…

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大垣城に到着!

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ここでみんなと昼食をとることにした。

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店のおばちゃんに

時間かかりますからねー

と30回くらい言われたところでようやく食事にありつくことができた。

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食事を終え先を行く。

お供してくれた仲間達とはここでお別れ。スタートして40キロ、沢山の仲間と楽しく走ってきたがついに俺とぷらさんの2人だけになってしまった。

 

今までのワイワイした雰囲気は無く口数少なく進む。

 

家康最初の陣地に到着!

いよいよ関ケ原の戦いが始まるのだ!

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ここまで50キロ近く走ってきた俺とぷらさんは少し疲れも出てきてぶ~ぶ~文句を言いながら先を進んでいた。

 

54キロ地点にある関ケ原駅に到着!

駅前から小柄で可愛らしい女性がひょこひょこと小走りでこっちに向かってきた。

 

石田三成!!??∑(゚Д゚)

刀に手を掛ける俺…

??タナカ三成!!??

あっ!タナカちゃんだ!

タナカちゃんだ!!(*≧∀≦*)

 

岐阜の タナカちゃん は市民ランナーのレベルを超えたエリートランナーだ!そんな彼女が野良犬ランナーのおじさん2人と一緒に走ってくれるんですって!光栄です!!

 

た…タナカちゃん可愛すぎる!!(*⁰▿⁰*)

と想いながら俺は眩しい目で彼女を見ていた。

ぷらさんもきっと俺と同じ想いに違いないと横を見るとぷらさんもデレっとしていた。

 

タナカちゃんの登場でさっきまでの澱んだ空気が一気に澄んでいくのがわかった。全く!男って奴は!!いやいやこれが男なのだ。素直でよろしい。

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美濃の女走者は驚くほど軽やかな走りで関ケ原を越え、俺達2人を滋賀県まで引っ張ってくれた。3人の侍は力強い走りで彦根城を目指すのであった。

 

 

次回、

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読んでね~! 

 

 

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